晩秋の北摂山間部を神姫バスと阪急バスで一巡り [バス]
「北摂」という地域名はよく聞きますが、だいたいは大阪府北部の阪急沿線を指すようです。しかし本来は摂津国の北部なので、神戸市北区から三田、宝塚にかけての兵庫県内阪神北部地域も北摂に入るはずです。
この地域はニュータウンもありますが、それらの間に山地や田園が広がるのどかな雰囲気の地域で、神姫バスや阪急バスの路線が各地を結んでいます。今回はその中でも本数の比較的少ない路線を選んで、ぐるっと回ってきました。
神戸の中心、三宮の神姫バスターミナルからスタートです。六甲山地の北側に向けてたくさんの路線があり、特に三田方面は本数も多いです。今回はその中でも一日3本しかない吉川庁舎前行に乗ります。
9時に同時発車するネスタリゾートやアウトレット行は大勢の乗客がいましたが、僕の乗ったバスには数えるほどしかいませんでした。
出発してすぐに、六甲山地を南北に貫く新神戸トンネルをくぐり抜けます。
トンネルを抜けると少し田園地帯が続きますが、まもなく岩谷峠の無人地帯に突入です。
路線のこの部分は「夏ルート」と「冬ルート」があり、夏ルートでは岩谷峠を通りますが、冬ルートは迂回路になり岩谷峠を通りません。この日は夏ルートを走る最後の土曜日でした。
まだ紅葉が残る山中をひたすら走ります。
峠を越えて山を下ると、神戸市北区淡河の集落になります。
さらに田園地帯の集落を通り抜けて、三木市(旧吉川町)に入ると、新興住宅地の美奈木台に着きます。
ここで下車して、間もなく来る新三田行のバスに乗り換えます。
この路線も一日3本しかない閑散路線で、田園地帯の集落を通り抜けて三田の大ニュータウンに入るルートです。
この日は三田マラソンが開催される影響で、新三田まで行かずに途中で打ち切りになりました。仕方がないので神鉄でウッディータウンから三田まで電車移動です。
午後は三田から再び神姫バスの羽豆川行に乗ります。
この路線も終点までひたすら田園地帯です。
ここで、神姫バスの波豆川口と阪急バスの波豆川が隣接してるので、路線図上では乗り継ぎができるように見えます。しかし阪急バスの波豆川には早朝と夜しかバスが来ないので、乗り継ぎは非常に困難であり、仕方がないのでもう少し本数の多い上佐曽利まで少し歩きます。
市境を越えて宝塚市に入ると、ほどなく上佐曽利のバス停に着きます。
周辺には商店はないですが自販機はあるので、缶飲料を飲みながらのんびり過ごし、間もなく来たJR武田尾行の阪急バスに乗ります。
宝塚市北部の西谷地区で途中下車し、コーヒーで一息ついてから宝塚行のバスに乗り継いで、この日の路線バス巡りは終了です。
ニュータウンやアウトレットだけではない阪神北部の田園地域をバスで巡り、晩秋の晴れた日に心が洗われた一日でした。
「路線バス歩き」のすすめ(目次)へ
この地域はニュータウンもありますが、それらの間に山地や田園が広がるのどかな雰囲気の地域で、神姫バスや阪急バスの路線が各地を結んでいます。今回はその中でも本数の比較的少ない路線を選んで、ぐるっと回ってきました。
神戸の中心、三宮の神姫バスターミナルからスタートです。六甲山地の北側に向けてたくさんの路線があり、特に三田方面は本数も多いです。今回はその中でも一日3本しかない吉川庁舎前行に乗ります。
9時に同時発車するネスタリゾートやアウトレット行は大勢の乗客がいましたが、僕の乗ったバスには数えるほどしかいませんでした。
出発してすぐに、六甲山地を南北に貫く新神戸トンネルをくぐり抜けます。
トンネルを抜けると少し田園地帯が続きますが、まもなく岩谷峠の無人地帯に突入です。
路線のこの部分は「夏ルート」と「冬ルート」があり、夏ルートでは岩谷峠を通りますが、冬ルートは迂回路になり岩谷峠を通りません。この日は夏ルートを走る最後の土曜日でした。
まだ紅葉が残る山中をひたすら走ります。
峠を越えて山を下ると、神戸市北区淡河の集落になります。
さらに田園地帯の集落を通り抜けて、三木市(旧吉川町)に入ると、新興住宅地の美奈木台に着きます。
ここで下車して、間もなく来る新三田行のバスに乗り換えます。
この路線も一日3本しかない閑散路線で、田園地帯の集落を通り抜けて三田の大ニュータウンに入るルートです。
この日は三田マラソンが開催される影響で、新三田まで行かずに途中で打ち切りになりました。仕方がないので神鉄でウッディータウンから三田まで電車移動です。
午後は三田から再び神姫バスの羽豆川行に乗ります。
この路線も終点までひたすら田園地帯です。
ここで、神姫バスの波豆川口と阪急バスの波豆川が隣接してるので、路線図上では乗り継ぎができるように見えます。しかし阪急バスの波豆川には早朝と夜しかバスが来ないので、乗り継ぎは非常に困難であり、仕方がないのでもう少し本数の多い上佐曽利まで少し歩きます。
市境を越えて宝塚市に入ると、ほどなく上佐曽利のバス停に着きます。
周辺には商店はないですが自販機はあるので、缶飲料を飲みながらのんびり過ごし、間もなく来たJR武田尾行の阪急バスに乗ります。
宝塚市北部の西谷地区で途中下車し、コーヒーで一息ついてから宝塚行のバスに乗り継いで、この日の路線バス巡りは終了です。
ニュータウンやアウトレットだけではない阪神北部の田園地域をバスで巡り、晩秋の晴れた日に心が洗われた一日でした。
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