DMV工事中の阿佐海岸鉄道とバスで室戸岬めぐり [バス]
徳島県の南端から高知県の東端にかけて、阿佐海岸鉄道というわずか2駅間8.5kmを結ぶ鉄道があります。
過疎地を走る赤字路線ですが、これが2020年度内にDMV(Dual Mode Vehicle)という鉄道と道路を直通できる自動車に置き換わるという話で、現在工事中ということなので、「普通の鉄道のうちに乗っておかねば」という気持ちが沸き起こり、ついでにかねてからの課題であった室戸岬のバス巡りもしておこうと思い立ち、年明け早々の3連休に一泊二日で行ってきました。
DMVについては、阿佐海岸鉄道のWebサイトを参照ください。
ルート記録はバス部分のみです。阿佐海岸鉄道は右上の海陽町から東洋町を結ぶ部分にあります。
神戸から淡路島を通り抜けてまずは徳島駅まで高速バスで行きます。
JR四国の牟岐線で南下しますが、とりあえず阿南まで行って途中下車します(きっぷ上は徳島〜海部間が100kmないので途中下車にはならず、別々に買う必要があります)。
阿南駅前で昼食をした後、甲浦までのきっぷを買って海部行きに乗ります。DMVになった後はこの甲浦までの連絡きっぷも買えるかどうかわかりません。
海部までがJRで、この先は阿佐海岸鉄道です。例の不思議なトンネルを写真に取って、乗り換えます。
DMV後には海部の一つ手前の阿波海南からが阿佐海岸鉄道になる予定です。
「冬ホタル」というヘッドマークのとおり、車内はLEDのイルミネーションで飾られています。
トンネルと海を見ながら走り、すぐに終点の甲浦に到着です。黒いビニール袋が並んだ車止めが目立ちます。
DMVになるとこの駅と阿波海南駅の2箇所で、鉄道モードと道路モードの転換をすることになります。甲浦駅前では高架から地上に降りるアプローチを作る工事の真っ最中でした。
DMVができた暁には、鉄道から道路に下りて室戸岬まで直通する路線もできるとの話です。
現時点ではこの先は高知東部交通のバスになります。甲浦の駅舎は工事で使えないのでプレハブ仮設の待合所ができており、そこで少し待つとまもなくバスがやって来ました。
東洋町の中心部集落を抜けると、室戸岬近くまで人口希薄地帯の海岸を延々と走ります。
夫婦岩を通り過ぎると、まもなくジオパーク前でバスを乗り換え、室戸岬の手前のバス停で下車します。
海に面した洒落た古いホテルで一泊します。
部屋から東に面した海が見えますが、天気が悪く日の出は残念ながら見れませんでした。
翌日は雨の中、ホテルから少し歩いて室戸岬のバス停まで行き、ちょっとだけ海辺を散策してから安芸行きのバスに乗ります。
室戸岬の西側は東側に比べると集落が多く、室戸市の中心部はそこそこ賑やかです。
途中の奈半利駅でバスを降り、ここからは土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線に乗り換えて、高知まで鉄路で向かいます。
もともとは牟岐から後免まで室戸を通って全部鉄道で結ぶ計画でしたが、色々な経緯があって現在の中途半端な部分のみの開通になりました。阿佐海岸鉄道のDMV化については個人的には色々と突っ込みたいこともありますが、やると決まったからにはなるべく多くの人に乗りに来て欲しいものですし、僕もまた乗りに来ようと思います。
「路線バス歩き」のすすめ(目次)へ
過疎地を走る赤字路線ですが、これが2020年度内にDMV(Dual Mode Vehicle)という鉄道と道路を直通できる自動車に置き換わるという話で、現在工事中ということなので、「普通の鉄道のうちに乗っておかねば」という気持ちが沸き起こり、ついでにかねてからの課題であった室戸岬のバス巡りもしておこうと思い立ち、年明け早々の3連休に一泊二日で行ってきました。
DMVについては、阿佐海岸鉄道のWebサイトを参照ください。
ルート記録はバス部分のみです。阿佐海岸鉄道は右上の海陽町から東洋町を結ぶ部分にあります。
神戸から淡路島を通り抜けてまずは徳島駅まで高速バスで行きます。
JR四国の牟岐線で南下しますが、とりあえず阿南まで行って途中下車します(きっぷ上は徳島〜海部間が100kmないので途中下車にはならず、別々に買う必要があります)。
阿南駅前で昼食をした後、甲浦までのきっぷを買って海部行きに乗ります。DMVになった後はこの甲浦までの連絡きっぷも買えるかどうかわかりません。
海部までがJRで、この先は阿佐海岸鉄道です。例の不思議なトンネルを写真に取って、乗り換えます。
DMV後には海部の一つ手前の阿波海南からが阿佐海岸鉄道になる予定です。
「冬ホタル」というヘッドマークのとおり、車内はLEDのイルミネーションで飾られています。
トンネルと海を見ながら走り、すぐに終点の甲浦に到着です。黒いビニール袋が並んだ車止めが目立ちます。
DMVになるとこの駅と阿波海南駅の2箇所で、鉄道モードと道路モードの転換をすることになります。甲浦駅前では高架から地上に降りるアプローチを作る工事の真っ最中でした。
DMVができた暁には、鉄道から道路に下りて室戸岬まで直通する路線もできるとの話です。
現時点ではこの先は高知東部交通のバスになります。甲浦の駅舎は工事で使えないのでプレハブ仮設の待合所ができており、そこで少し待つとまもなくバスがやって来ました。
東洋町の中心部集落を抜けると、室戸岬近くまで人口希薄地帯の海岸を延々と走ります。
夫婦岩を通り過ぎると、まもなくジオパーク前でバスを乗り換え、室戸岬の手前のバス停で下車します。
海に面した洒落た古いホテルで一泊します。
部屋から東に面した海が見えますが、天気が悪く日の出は残念ながら見れませんでした。
翌日は雨の中、ホテルから少し歩いて室戸岬のバス停まで行き、ちょっとだけ海辺を散策してから安芸行きのバスに乗ります。
室戸岬の西側は東側に比べると集落が多く、室戸市の中心部はそこそこ賑やかです。
途中の奈半利駅でバスを降り、ここからは土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線に乗り換えて、高知まで鉄路で向かいます。
もともとは牟岐から後免まで室戸を通って全部鉄道で結ぶ計画でしたが、色々な経緯があって現在の中途半端な部分のみの開通になりました。阿佐海岸鉄道のDMV化については個人的には色々と突っ込みたいこともありますが、やると決まったからにはなるべく多くの人に乗りに来て欲しいものですし、僕もまた乗りに来ようと思います。
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2020-01-19 10:11
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