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南河内の行き止まり集落に2Wayアクセスの金剛バスで訪問 [バス]

 2度目の緊急事態宣言も明けた大阪府。寒さも緩んできたので、乗りバス活動再開です。
 とはいえ不要不急の外出はまだ憚られる状況下なので、今回は府内の範囲で行ってきました。南河内郡3町村に路線を持つ金剛バスです。



 金剛バスの路線の中でも、河南町の平石に行く路線は特に本数が少なく、平日に富田林駅とを結ぶ路線が1日2往復、土休日にはそれに加えて上ノ太子駅とを結ぶ路線が1日2往復走っているだけです。この上ノ太子駅系統は昨年6月から走り出した新規路線です。
 そういうわけで、平石は山の中の行き止まりの集落にもかかわらず、土休日だけですが2つの鉄道駅とを結ぶ「2Wayアクセス」が実現しました。上ノ太子駅→平石→富田林駅 と結ぶと乗り継ぎもうまく行くので、このルートで乗ってきました。

 近鉄南大阪線の上ノ太子駅からスタートです。太子町への玄関口になる駅ですが羽曳野市内にあり、コンビニもなく少々寂しい駅前です。

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 太子町の交通施策によって、2020年6月から町内向けに多くのバス便ができました。今回の目的地の平石へは土休日のみ2本あります。

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 昔から変わらない淡緑色の金剛バスが来ました。

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 駅を出るとすぐ、太子町内の聖和台ニュータウンを通り抜けます。

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 ニュータウンを抜けると太子町の中心部の旧市街を通ります。

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 旧市街を抜けると、左手に葛城山系を見ながら南河内グリーンロードを南下します。途中で分岐する太子カントリー倶楽部前へは平日、休日ともに数本の便がありますが、このバスはまっすぐ平石を目指します。

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 終点の平石に到着です。道路上で下車し、バックで回転場に入ります。
 運転手さんに「この路線で平石まで乗られたお客さんは初めてです」と言われました。

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 平石は河南町に位置し、アクセスする府道は徒歩ならば平石峠を通じて奈良県葛城市へ抜けられますが、車両は通り抜けできない行き止まりの集落です。

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 岩橋山への登山道が整備されていて、ハイキングには良さそうです。

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 富田林駅行のバスまでほぼ30分なので、周辺の散策にちょうどいい待ち時間です。河内平野が見下ろせる静かな集落で、ところどころ梅も咲いていました。

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 富田林駅行のバスが来たので、これに乗って帰ります。

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 集落を縫って下っていき、河南町の中心部を通り抜けます。

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 PLの大平和祈念塔が見えると、石川を越えて間もなく富田林駅に到着です。

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 富田林駅からは各方面に金剛バスの路線があり、路線図も賑やかです。

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 大阪府内でも田園風景が広がる南河内郡3町村。乗客も年々減って厳しい中、域内にくまなく路線を走らせ続ける金剛バスですが、今後も時々乗って応援したいと思います。

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