八木〜十津川〜新宮 日本一の一般路線バスをICカードで乗り通す [バス]
8月の終わり頃、かねてから乗りたかった奈良交通の八木新宮線を全線乗り通してきました。
この路線、近鉄八木駅をスタートして、紀伊半島を十津川村を経由して縦断し、熊野灘に面した新宮までの166.9kmを約6時間半かけて走破するもので、高速バスなどを除いた一般路線バスとしては日本最長の長さを誇ります。
今回、この路線を途中下車せずに乗り通し、しかも運賃はICOCAで一気に支払うということをやってきました。奈良交通はどんな山間部の路線でもICカードが使えるのです。
スタート地点の八木駅南口にて。この路線だけに使われる仕様のバスです。
高田市内を越えて、五條まではのどかな田園地帯を走ります。
五條バスセンターで、こんなレトロなボンネットバスに遭遇しました。こちらはバス専用道を走って城戸まで行くバスで、もうすぐ9月末で廃止になります。普段は普通のバスですが、廃止記念で特別にボンネットバスで走らせているようです。
五條をすぎるとそのバス専用道が脇に見えます。国鉄が作りかけた鉄道の路盤を使ったものです。
山岳地帯に入って、分水嶺の天辻峠を目指します。
1959年にこの新天辻トンネルができて、十津川との交通路は劇的に改善されたそうですが、それでも何となく狭いトンネルです。
旧大塔村から十津川村にかけて、所どころこんな狭いクネクネ道になります。少しずつ改良は進んでいるようですが、大型バスにとっては面倒な道です。
途中、災害復旧中の結構大掛かりな仮設道路を通ります。
十津川村に入った上野地で長めの休憩です。
上野地はこの「谷瀬の吊橋」で有名なところです。休憩時間中に見物することができます。渡って戻って来るにはちょっと時間が足りなそうですし、あまり渡る気にもなれません。
この後は十津川村内を走り抜けます。
十津川村役場前はあまり村の中心地とはいえない場所にあります。
川っぷちを延々と走ります。改良された国道の橋脚が見えます。
わりと家屋が多く、郵便局や銀行もある折立地区。高校生が降りて行きました。
十津川温泉で小休止です。さっきの休憩から1時間以上走りましたが同じ村内です。
この先は県境です。
和歌山県に入ると十津川は熊野川に名前を変えます。なんとなく川幅が広くなった気がします。
熊野本宮大社の前を通ります。
国道から脇にそれて、湯ノ峰温泉、渡瀬温泉、川湯温泉、と温泉地帯を通り抜けます。
再び国道に入ってからは、新宮まで熊野川沿いに延々と走ります。新宮市街地に入る手前は約20km弱ものノンストップ区間になっています。
無事新宮に到着しました。ICOCAで一気に5,250円の支払いです。
運転手さんは、この間ずっと同じ人が一人乗務でした。お疲れさまです。
新宮市内の観光はそこそこに、JRでその日のうちに帰ります。
名物パンダ座席の特急くろしお号です。
途中下車したらいい観光地がいっぱいあるルートなのに、日帰りとはいかにももったいないのですが、今回は一発乗り通しが目的なので仕方ありません。
改めてGPSログを見てみると、やはりえらい所をえらい長さ走るバスです。
運転手さんは大変でしょうが、今後も地域交通(と僕らバスマニア)のために、ずっと走り続けてほしいと思います。
この路線、近鉄八木駅をスタートして、紀伊半島を十津川村を経由して縦断し、熊野灘に面した新宮までの166.9kmを約6時間半かけて走破するもので、高速バスなどを除いた一般路線バスとしては日本最長の長さを誇ります。
今回、この路線を途中下車せずに乗り通し、しかも運賃はICOCAで一気に支払うということをやってきました。奈良交通はどんな山間部の路線でもICカードが使えるのです。
スタート地点の八木駅南口にて。この路線だけに使われる仕様のバスです。
高田市内を越えて、五條まではのどかな田園地帯を走ります。
五條バスセンターで、こんなレトロなボンネットバスに遭遇しました。こちらはバス専用道を走って城戸まで行くバスで、もうすぐ9月末で廃止になります。普段は普通のバスですが、廃止記念で特別にボンネットバスで走らせているようです。
五條をすぎるとそのバス専用道が脇に見えます。国鉄が作りかけた鉄道の路盤を使ったものです。
山岳地帯に入って、分水嶺の天辻峠を目指します。
1959年にこの新天辻トンネルができて、十津川との交通路は劇的に改善されたそうですが、それでも何となく狭いトンネルです。
旧大塔村から十津川村にかけて、所どころこんな狭いクネクネ道になります。少しずつ改良は進んでいるようですが、大型バスにとっては面倒な道です。
途中、災害復旧中の結構大掛かりな仮設道路を通ります。
十津川村に入った上野地で長めの休憩です。
上野地はこの「谷瀬の吊橋」で有名なところです。休憩時間中に見物することができます。渡って戻って来るにはちょっと時間が足りなそうですし、あまり渡る気にもなれません。
この後は十津川村内を走り抜けます。
十津川村役場前はあまり村の中心地とはいえない場所にあります。
川っぷちを延々と走ります。改良された国道の橋脚が見えます。
わりと家屋が多く、郵便局や銀行もある折立地区。高校生が降りて行きました。
十津川温泉で小休止です。さっきの休憩から1時間以上走りましたが同じ村内です。
この先は県境です。
和歌山県に入ると十津川は熊野川に名前を変えます。なんとなく川幅が広くなった気がします。
熊野本宮大社の前を通ります。
国道から脇にそれて、湯ノ峰温泉、渡瀬温泉、川湯温泉、と温泉地帯を通り抜けます。
再び国道に入ってからは、新宮まで熊野川沿いに延々と走ります。新宮市街地に入る手前は約20km弱ものノンストップ区間になっています。
無事新宮に到着しました。ICOCAで一気に5,250円の支払いです。
運転手さんは、この間ずっと同じ人が一人乗務でした。お疲れさまです。
新宮市内の観光はそこそこに、JRでその日のうちに帰ります。
名物パンダ座席の特急くろしお号です。
途中下車したらいい観光地がいっぱいあるルートなのに、日帰りとはいかにももったいないのですが、今回は一発乗り通しが目的なので仕方ありません。
改めてGPSログを見てみると、やはりえらい所をえらい長さ走るバスです。
運転手さんは大変でしょうが、今後も地域交通(と僕らバスマニア)のために、ずっと走り続けてほしいと思います。
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