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札沼線廃止区間から石狩平野をバスで走る [バス]

 ゴールデンウィークに久しぶりの北海道旅行を楽しみました。基本はレンタカーですが、1日だけ札幌周辺を鉄道とバスで回ってきました。
 札沼線が短縮された終点近くの当別から札沼線廃止代替バスで月形まで行き、そこから石狩川を越えて岩見沢までのルートです。
(一部ログが途切れてジャンプしています。)



 札幌からJR札沼線で終点の北海道医療大学まで乗車。ここまで沿線はほぼ住宅地が続いています。

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 4年前まではこの先の新十津川まで列車が走っていましたが、現在はここで途切れています。

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 この駅前は北海道医療大学しかないと言ってよく、バスの発車まで過ごす場所がないので、一つ手前の当別まで戻ります。

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 月形へのバスは当別駅前から出ています。この駅前もカフェなど過ごせる場所は特にないですが、街中をブラブラ歩いたり、駅近くのパン屋で買ったカレーパンを食べたりしてバスを待ちました。

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 当別駅周辺の住宅地を回ってから、国道275号線に入って、札沼線の廃線跡に並行して走ります。

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 駅舎やホームが残る月ヶ岡駅跡に立ち寄り、さらに275号線を進むと、月形の市街地に入ります。

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 終点は月形駅前(旧石狩月形駅跡前)ですが、手前の月形役場で下車しました。

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 この役場の付近には、明治から大正にかけて存在した樺戸集治監の建物が「月形樺戸博物館」として公開されています。内部は写真撮影不可なので紹介できませんが、囚人を道路建設などで強制労働に動員した負の歴史も説明しながら、こういう施設の必要性や歴代典獄(刑務所長)の紹介といった説明もあって、複雑な気持ちになる面白い博物館です。

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 石狩月形駅跡は、駅舎も解体されて整備はこれからといった風情です。なぜかホーム上に発条転轍機が移設されていたりします。バス停標柱が3本ポツンと立っています。

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 土休日は1日3本しか走らない北海道中央バスの岩見沢行に乗ります。

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 樺戸集治監の囚人が建設した「峰延道路」を走って石狩川を越えます。

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 広々とした石狩平野を走ります。

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 岩見沢市に編入された北村の中心地を通り、牧場や防風林を見ながら走ります。

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 JRの線路を越えて岩見沢の市街地に入り、終点の岩見沢ターミナル(岩見沢駅前)に到着です。

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 岩見沢バスターミナルは、本数は少なくなったものの、駅に隣接して各地へのバス路線が発着する基幹ターミナルになっています。

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 JRの普通電車で札幌へ戻りました。

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 憧れの北海道の路線バスに乗って芒洋とした大地を走り抜け、また廃線跡や興味深い博物館も見学できて、満足の1日でした。

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