Wordle の成績の統計を取ってみた [日常生活]
去年から Wordle をほぼ毎日遊んでいます。
Wordle については有名なゲームなので、説明は省略しますが、毎日の通勤電車内での暇つぶしなどにちょうどいいです。
記録が200回分以上たまったので、ちょっと統計を取ってみました。
自分は英語を日常でも仕事でも使わないのであまり良い成績ではないですが、そのつもりで御覧ください。
まずは、「何回目で当てたか」に応じて、次のように「スコア」を決めます。
1回目で当てた → スコア 6
2回目で当てた → スコア 5
3回目で当てた → スコア 4
4回目で当てた → スコア 3
5回目で当てた → スコア 2
6回目で当てた → スコア 1
当たらなかった → スコア 0
このスコアを月別に度数分布表にしたのが次の表です。
残念ながらスコア6、つまり1回目でズバリ当てたことはまだありませんが、スコア5(2回目で当てた)ことはこれまで5回あります(かなり嬉しい)。最頻値はスコア3(4回目で当てた)であることがわかります。
月ごとの平均値を見ると、11月は特に好成績ですが他の月はだいたい同じくらいです。そこでもっと傾向を見るために、箱ひげ図にしてみたのが次の図です。
これを見ると、全体的に後の方になるほど、ちょっとカンが良くなっているようにも見えます。
ところで、このゲームは英単語の知識が必要とはいえ、初回に何文字ヒットするかは完全に当てもんの世界です。そして経験上、初回に緑でヒット(文字も位置も正解)する文字数が多いと正解にたどり着きやすいですが、黄でヒット(文字は正解だが位置は間違い)する文字数が多少あっても混乱するだけでなかなか正解しにくいことが多いです。典型例を出してみます。
[初回緑が2で、3回目で当てた例](2022/11/26の出題)
初回に2文字が位置まで特定できたので、後は順調に想像できた例です。
[初回黄が2で、6回目で当てた例](2022/12/6 の出題)
2文字はわかったものの位置がわからないので、なかなか正解が想像できず、結局6回目でようやく当てた例です。
このように感覚的には「緑は助けになるが黄はそれほど助けにならない」ことがわかるのですが、これを相関係数で確かめてみました。
初回に緑が出た数と、スコアとの相関は次になります。
相関係数が 0.25 なので、「弱い正の相関あり」といえますね。
同様に初回に緑または黄が出た数と、スコアとの相関は次になります。
こちらは相関係数が 0.19 なので、ちょっと微妙ですが「ほとんど相関がない」といえます。
以上、暇に任せて分析してみました。
Wordle については有名なゲームなので、説明は省略しますが、毎日の通勤電車内での暇つぶしなどにちょうどいいです。
記録が200回分以上たまったので、ちょっと統計を取ってみました。
自分は英語を日常でも仕事でも使わないのであまり良い成績ではないですが、そのつもりで御覧ください。
まずは、「何回目で当てたか」に応じて、次のように「スコア」を決めます。
1回目で当てた → スコア 6
2回目で当てた → スコア 5
3回目で当てた → スコア 4
4回目で当てた → スコア 3
5回目で当てた → スコア 2
6回目で当てた → スコア 1
当たらなかった → スコア 0
このスコアを月別に度数分布表にしたのが次の表です。
残念ながらスコア6、つまり1回目でズバリ当てたことはまだありませんが、スコア5(2回目で当てた)ことはこれまで5回あります(かなり嬉しい)。最頻値はスコア3(4回目で当てた)であることがわかります。
月ごとの平均値を見ると、11月は特に好成績ですが他の月はだいたい同じくらいです。そこでもっと傾向を見るために、箱ひげ図にしてみたのが次の図です。
これを見ると、全体的に後の方になるほど、ちょっとカンが良くなっているようにも見えます。
ところで、このゲームは英単語の知識が必要とはいえ、初回に何文字ヒットするかは完全に当てもんの世界です。そして経験上、初回に緑でヒット(文字も位置も正解)する文字数が多いと正解にたどり着きやすいですが、黄でヒット(文字は正解だが位置は間違い)する文字数が多少あっても混乱するだけでなかなか正解しにくいことが多いです。典型例を出してみます。
[初回緑が2で、3回目で当てた例](2022/11/26の出題)
初回に2文字が位置まで特定できたので、後は順調に想像できた例です。
[初回黄が2で、6回目で当てた例](2022/12/6 の出題)
2文字はわかったものの位置がわからないので、なかなか正解が想像できず、結局6回目でようやく当てた例です。
このように感覚的には「緑は助けになるが黄はそれほど助けにならない」ことがわかるのですが、これを相関係数で確かめてみました。
初回に緑が出た数と、スコアとの相関は次になります。
相関係数が 0.25 なので、「弱い正の相関あり」といえますね。
同様に初回に緑または黄が出た数と、スコアとの相関は次になります。
こちらは相関係数が 0.19 なので、ちょっと微妙ですが「ほとんど相関がない」といえます。
以上、暇に任せて分析してみました。