河内平野を南北に縦断 分断間近の通貫路線を乗り通す [バス]
大阪のバスマニアにはよく知られた(大阪府内としては)長大路線として、近鉄バスの萱島線(萱島〜近鉄八尾駅前)があります。河内平野を南北に縦断する約17kmの路線で、大阪市内から放射状に走る各鉄道路線に直交するフィーダー輸送の役割を担っています。
この路線が、2023年6月1日より朝夕の一部を除いて、JR住道で系統分割されることが発表されました。
(近鉄バス公式リリース)【6/1より】萱島線の運行計画を変更いたします。
もともとこの路線の萱島〜JR住道間は需要が少ないようで、ここ数年間はダイヤ変更の度に減便が繰り返されてきており、現時点では萱島〜近鉄八尾駅前の通し便は1時間に1〜2程度しかなく、残りはJR住道〜近鉄八尾駅前の区間運行便となっています。経由する府道21号線がよく渋滞するので定時運行が難しく、今回の系統分割に至ったようです。
(以前にも萱島〜荒本駅前とJR住道〜近鉄八尾駅前の2系統に分割していた時期がありましたが、2006年以降は全線通しが復活していました。)
この路線は以前より何回か乗車していましたが、改めて全線通し便に名残乗車することとしました。
近鉄八尾駅前からは続けて藤井寺行に乗車し、合計2路線で北河内から南河内までのバス縦断です。
高架ホームに神社の神木が貫く京阪萱島駅からスタートです。
駅から少し離れた道路上にある萱島バス停から、近鉄八尾駅前行に乗ります。
府道149号線を南下し、少しだけ東に向きを変えて、巣本交差点からは府道21号線を南下していきます。
テレビでも紹介された、特徴ある看板のアウトレット家具店の横を通ります。
かつて梅田と産業大学前を直通していた阪奈生駒線との乗換停留所だった赤井を過ぎ、住之井橋で寝屋川を渡った後、府道を離れて一旦JR住道駅南側のロータリーに立ち寄ります。
府道21号線に戻って少し南下すると、広い国道308号線を西に向かい、近鉄荒本駅前に立ち寄ります。
かつて上本町と石切神社前を直通していた枚岡線との乗換停留所だった菱江を通ります。昔は東西にも近鉄バスの長大路線がいくつかありましたが、全て廃止されています。
奈良線の若江岩田駅前には、府道21号線上のバス停でのアクセスです。
西郡新町からは斜めに左折し府道21号線を外れ、萱振付近ではかなり狭い道になります。
昼間の便は、アリオ八尾ショッピングセンターの広場に入ります。
アリオ八尾を過ぎると、すぐに終点の近鉄八尾駅前です。通し運賃の340円は、6月からの系統分割後もICカードで乗り継げばそのまま変わりません。
そのまま藤井寺駅行のバスに乗り継ぎます。今回はリバイバル旧塗色車でした。
乗客が多かったため正面窓の写真は撮れず、左窓からの写真になります。
八尾の旧市街地を抜けて、JR八尾駅前を通り過ぎ、踏切を渡ります。
ここからは基本的に府道2号線(旧道)を南下していきます。
八尾空港への入口を通ります。
地下鉄八尾南駅前に立ち寄り、大正橋で大和川を渡ります。
小山で右折し西に向かうと、まもなく藤井寺駅に到着です。
京阪本線萱島駅から近鉄南大阪線藤井寺駅まで2路線を繋いで、途中6つの鉄道駅に接続しながら乗りバス縦断しました。
長大系統はやはり非効率なので分割はやむを得ませんが、路線自体は鉄道網を補完するのでこれからも残っていてほしいです。
「路線バス歩き」のすすめ(目次)へ
この路線が、2023年6月1日より朝夕の一部を除いて、JR住道で系統分割されることが発表されました。
(近鉄バス公式リリース)【6/1より】萱島線の運行計画を変更いたします。
もともとこの路線の萱島〜JR住道間は需要が少ないようで、ここ数年間はダイヤ変更の度に減便が繰り返されてきており、現時点では萱島〜近鉄八尾駅前の通し便は1時間に1〜2程度しかなく、残りはJR住道〜近鉄八尾駅前の区間運行便となっています。経由する府道21号線がよく渋滞するので定時運行が難しく、今回の系統分割に至ったようです。
(以前にも萱島〜荒本駅前とJR住道〜近鉄八尾駅前の2系統に分割していた時期がありましたが、2006年以降は全線通しが復活していました。)
この路線は以前より何回か乗車していましたが、改めて全線通し便に名残乗車することとしました。
近鉄八尾駅前からは続けて藤井寺行に乗車し、合計2路線で北河内から南河内までのバス縦断です。
高架ホームに神社の神木が貫く京阪萱島駅からスタートです。
駅から少し離れた道路上にある萱島バス停から、近鉄八尾駅前行に乗ります。
府道149号線を南下し、少しだけ東に向きを変えて、巣本交差点からは府道21号線を南下していきます。
テレビでも紹介された、特徴ある看板のアウトレット家具店の横を通ります。
かつて梅田と産業大学前を直通していた阪奈生駒線との乗換停留所だった赤井を過ぎ、住之井橋で寝屋川を渡った後、府道を離れて一旦JR住道駅南側のロータリーに立ち寄ります。
府道21号線に戻って少し南下すると、広い国道308号線を西に向かい、近鉄荒本駅前に立ち寄ります。
かつて上本町と石切神社前を直通していた枚岡線との乗換停留所だった菱江を通ります。昔は東西にも近鉄バスの長大路線がいくつかありましたが、全て廃止されています。
奈良線の若江岩田駅前には、府道21号線上のバス停でのアクセスです。
西郡新町からは斜めに左折し府道21号線を外れ、萱振付近ではかなり狭い道になります。
昼間の便は、アリオ八尾ショッピングセンターの広場に入ります。
アリオ八尾を過ぎると、すぐに終点の近鉄八尾駅前です。通し運賃の340円は、6月からの系統分割後もICカードで乗り継げばそのまま変わりません。
そのまま藤井寺駅行のバスに乗り継ぎます。今回はリバイバル旧塗色車でした。
乗客が多かったため正面窓の写真は撮れず、左窓からの写真になります。
八尾の旧市街地を抜けて、JR八尾駅前を通り過ぎ、踏切を渡ります。
ここからは基本的に府道2号線(旧道)を南下していきます。
八尾空港への入口を通ります。
地下鉄八尾南駅前に立ち寄り、大正橋で大和川を渡ります。
小山で右折し西に向かうと、まもなく藤井寺駅に到着です。
京阪本線萱島駅から近鉄南大阪線藤井寺駅まで2路線を繋いで、途中6つの鉄道駅に接続しながら乗りバス縦断しました。
長大系統はやはり非効率なので分割はやむを得ませんが、路線自体は鉄道網を補完するのでこれからも残っていてほしいです。
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