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秋の丹後半島をバス乗り継ぎ600円で一周 [バス]

 しばらく何やかやと忙しくて乗りバスができていなかったのですが、先日久しぶりに休日に暇ができたので、かねてからの課題であった丹後半島の路線バス一周をしてきました。



 この地域を走る丹後海陸交通のバスは、地元の京丹後市の施策によって、市内どの路線でも1乗車の運賃の上限が200円に抑えられています(200円均一ではなく、もっと安い区間もあります)。周辺の市町もこれに追随した結果、網野から経ヶ岬乗継で天橋立までの丹後半島一周がなんと600円で行けてしまうことになりました。距離にして70km強がわずか600円というこの安さは一般路線バスでは驚異的な運賃です。

 半島を左手に海をみて回りたいため、京都丹後鉄道の網野駅からバスに乗ります(峰山駅からも乗れます)。

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 網野の市街地を通り抜けたら、間もなく海が見えてきます。

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 間人と書いて「たいざ」と読む港町を通り、半島西側の綺麗な海岸線を眺めて1時間ほど走ると、終点の経ヶ岬に着きます。

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 経ヶ岬のバス停は国道の途中にあるのでここからは海も何も見えません。乗継時間が1時間ちょっとあったので、岬の方へ歩くことにします。

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 15分ほど歩くと海の見える駐車場に着きます。ここから灯台もちょっと見えます。

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 灯台までは山道を10分ほど歩きます。往復でバスの時間に間に合うのかちょっと気になりましたが、ここまで来たら灯台まで行くことにします。

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 時間がないのでササッと写真だけ撮って戻ります。

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 バス停まで戻り、引き続き半島東側を走る宮津行のバスに乗ります。こちらは複数の市町をまたがるためか、運賃が途中で200円から400円に上がりますが、それでも格安です。

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 トンネルを抜けるとすぐ眼下に海が見え、そのまま変化に富んだ海岸線を走ります。

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 舟屋で有名な伊根では、町内の狭い道をゆっくり走ります。途中下車して観光したかったのですが、今回は残念ながら時間がありませんでした。

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 天橋立を左手に見ながら与謝の海(阿蘇海)をぐるっと回りこみ、天橋立駅に到着です(バスは宮津駅を通って上宮津まで行きます)。

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 天橋立は休日なのでさすがに観光客で溢れかえっており、乗り継いだ京都丹後鉄道の特急は満席で座れませんでした。

 京丹後市と周辺の自治体による「上限200円バス」の施策は本当に画期的で、地元の人にとっても便利ですが旅行者も気軽にバスに乗ってあちこちに行くことができます。この日も伊根から天橋立の間では外国の方を含めてたくさん利用されてました。

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