マレーシアのりもの紀行(その2) [鉄道]
この日は、クアラルンプール市内の鉄道などを乗り回します。
(2) KL Monorail
ブキビンタンなど市内中心部を通るモノレールです。
都心部を走る姿はとても絵になります。
駅はだいたいどこもこんな構造です。
各駅には路線図がありますので、目的地までのルートの確認ができます。
切符はタッチパネル式の券売機で。表示はマレー語または英語です。路線図から目的駅が選べるので慣れたら難しくありません。
プラットホームにはせっかくホームドアがついているのに、これがどの駅も開けっ放しなのはいかがなものか。
モノレールのくせに色灯式の地上信号機があります。
昼間の時間帯はこんな感じの乗客数ですが・・・
大晦日の夜のブキビンタン駅はこのように大混雑状態で、車内もぎゅうぎゅう詰めでした。2両しかつないでないのは明らかに輸送力不足でしょう。
ハイウェイをまたぎ、旧市街をかすめ、オフィスビルやヒンズー寺院など建物を縫って走るモノレールは眺めが素晴らしいです。
終点の KL Sentral 駅は、総合駅の構内には乗り入れず、付近のインド人街の中に駅があります。
次回に続きます。
(2) KL Monorail
ブキビンタンなど市内中心部を通るモノレールです。
都心部を走る姿はとても絵になります。
駅はだいたいどこもこんな構造です。
各駅には路線図がありますので、目的地までのルートの確認ができます。
切符はタッチパネル式の券売機で。表示はマレー語または英語です。路線図から目的駅が選べるので慣れたら難しくありません。
プラットホームにはせっかくホームドアがついているのに、これがどの駅も開けっ放しなのはいかがなものか。
モノレールのくせに色灯式の地上信号機があります。
昼間の時間帯はこんな感じの乗客数ですが・・・
大晦日の夜のブキビンタン駅はこのように大混雑状態で、車内もぎゅうぎゅう詰めでした。2両しかつないでないのは明らかに輸送力不足でしょう。
ハイウェイをまたぎ、旧市街をかすめ、オフィスビルやヒンズー寺院など建物を縫って走るモノレールは眺めが素晴らしいです。
終点の KL Sentral 駅は、総合駅の構内には乗り入れず、付近のインド人街の中に駅があります。
次回に続きます。
マレーシアのりもの紀行(その1) [鉄道]
年末年始でマレーシアに行ってきました。
この国も、近年になって色々、鉄軌道系の交通機関が増えてきました。今回それらを少しずつですが乗ってきたので紹介します。
(1) KTM ETS(Electric Train Service)
伝統あるマレー鉄道KTMが運行する高速電車です。
主に、クアラルンプールの中心駅 KL Sentral と北部の町 Ipoh を、約2時間半前後で結びます。
今回は Ipoh から KL Sentral まで片道を利用しました。
年末年始だったので満席になるかもしれないと思い、日本から座席のネット予約をしました。KTMのサイトからe-Ticketの画面に行くと、英語で簡単に予約、クレジットカードで決済できます(パスポート番号の入力が必要)。予約票をプリントアウトして、これを現地へ持参します。
Ipoh駅は美しい白亜の建築物です。
駅の改札では、持って来た予約票の紙を見せるだけでホームに入れました。航空機のようなチェックインは必要ありません。
車両は黄色と青を配色した、いかにも特急といった感じの電車です。
車内もJRの在来線特急と同様な、2+2の座席配置です。少しシートピッチは狭めかもしれません。持って来たスーツケースはシートピッチの間に入れるのは無理だったので、カフェコーナー手前のスペースに倒して置かせてもらいました。
前方のディスプレイに速度が表示されていましたが、それによると最高で130km/hまで出していました。JRの在来線特急と同じくらいですが、軌間がJRよりも少し狭い1000mmなので、この軌間の鉄道では世界最高速度かもしれません。
途中で一度車掌が検札に回ってきたので、予約表の紙を見せるとスタンプを押してくれました。駅でもそうでしたがここでもパスポートチェックはありませんでした。
車窓はほとんど、雑木林か油ヤシ畑が延々と続く、緑一色の風景です。
最初の方は快調に飛ばして揺れもほとんどなかったのですが、クアラルンプールに近づくにつれ通勤電車区間に入るからか速度が遅くなり、心なしか揺れも大きくなったようでした。
今回乗ったのは少し停車駅の多いタイプだったので、通しで2時間半かかりました。速達タイプでは2時間20分です。
KL Sentral駅は、ERL(空港連絡鉄道)、Rapid KL(都市内鉄道)、KTM Komuter(近郊鉄道)が乗り入れる機能的な総合駅です。
日を改めて、都市内鉄道を乗り回すことにします。
次回に続きます。
この国も、近年になって色々、鉄軌道系の交通機関が増えてきました。今回それらを少しずつですが乗ってきたので紹介します。
(1) KTM ETS(Electric Train Service)
伝統あるマレー鉄道KTMが運行する高速電車です。
主に、クアラルンプールの中心駅 KL Sentral と北部の町 Ipoh を、約2時間半前後で結びます。
今回は Ipoh から KL Sentral まで片道を利用しました。
年末年始だったので満席になるかもしれないと思い、日本から座席のネット予約をしました。KTMのサイトからe-Ticketの画面に行くと、英語で簡単に予約、クレジットカードで決済できます(パスポート番号の入力が必要)。予約票をプリントアウトして、これを現地へ持参します。
Ipoh駅は美しい白亜の建築物です。
駅の改札では、持って来た予約票の紙を見せるだけでホームに入れました。航空機のようなチェックインは必要ありません。
車両は黄色と青を配色した、いかにも特急といった感じの電車です。
車内もJRの在来線特急と同様な、2+2の座席配置です。少しシートピッチは狭めかもしれません。持って来たスーツケースはシートピッチの間に入れるのは無理だったので、カフェコーナー手前のスペースに倒して置かせてもらいました。
前方のディスプレイに速度が表示されていましたが、それによると最高で130km/hまで出していました。JRの在来線特急と同じくらいですが、軌間がJRよりも少し狭い1000mmなので、この軌間の鉄道では世界最高速度かもしれません。
途中で一度車掌が検札に回ってきたので、予約表の紙を見せるとスタンプを押してくれました。駅でもそうでしたがここでもパスポートチェックはありませんでした。
車窓はほとんど、雑木林か油ヤシ畑が延々と続く、緑一色の風景です。
最初の方は快調に飛ばして揺れもほとんどなかったのですが、クアラルンプールに近づくにつれ通勤電車区間に入るからか速度が遅くなり、心なしか揺れも大きくなったようでした。
今回乗ったのは少し停車駅の多いタイプだったので、通しで2時間半かかりました。速達タイプでは2時間20分です。
KL Sentral駅は、ERL(空港連絡鉄道)、Rapid KL(都市内鉄道)、KTM Komuter(近郊鉄道)が乗り入れる機能的な総合駅です。
日を改めて、都市内鉄道を乗り回すことにします。
次回に続きます。
香港〜広州〜マカオ 高速鉄道の旅(その2)完 [鉄道]
(4) 広州南駅→珠海駅→マカオ
2013年6月29日。一夜あけて、今日はマカオへ向かいます。
昨日とは違って時間がたっぷりあるので、珠江沿いをぶらぶら散歩してから、海珠广场から地下鉄2号線に乗って昨日到着した广州南站まで行きます。料金は5元。
珠海へ行く鉄道は、高鉄と同じ広州南駅から出ますが、「广珠城际铁路」といって高鉄とは位置づけがちょっと違うらしいです。
地下鉄からはまず1Fに上がるのですが、ここであわてて3Fの出発ロビーに上がってはいけません。私のようにウロウロ迷う羽目になります。售票所が1Fの外のはずれにあるので、まずそこへ行って切符を買わなければなりません。また售票所への案内がわかりにくくて困りました。
切符の買い方は高鉄と同じです。パスポートが必要です。珠海まで70元。土曜日の11時台ですが、だいたい1時間後の列車が取れました。
切符が取れたらようやく3Fへ上がって、セキュリティチェックを受けてロビーに入ります。またこの駅も糞でかい。
プラットフォームも30本くらいあるみたいです。
今はガラガラですが、将来高鉄網がここから全国へ延びるのを見越して、こんな大きな駅にしたのでしょうね。
今でも北京西行きとかあるようですが、これからもっと増えるのでしょう。
車両は和諧号ですが、昨日乗ったのとは少し違う、隣との間に肘掛けがないタイプ。
短い区間ですが、食堂車もあります。
最高速度は190km/hくらいまでしか出さず、途中3〜4駅ほど止まったので、深圳北〜広州南の高鉄に比べて速くはない印象です。列車によって違うのかもしれませんが。
車窓は昨日と同じく、高速道路や工場や建物が点在する風景が続きます。
およそ70分ほどかけて、珠海駅に到着しました。
ホームは6本。これくらいが普通の駅のサイズです。
将来はマカオ内まで延びる計画もあるようですが、まだまだ先でしょう。
珠海駅のすぐそばには、マカオへの出境地点がありますが、その手前にマカオからの買い物客を目当ての大きな地下商店街が広がっています。
出境検査もこの混雑。マカオへの入境も同じくらいの混雑です。
ようやくマカオに入りました。地下街でブラブラしたせいか、15時を超えてしまいました。
ここで、余った中国元を両替しようとしましたが、出入境事務所内には両替所がありません。ターミナル広場を抜けた正面に両替所があったので、そこで両替をしました。マカオでは一応パタカという通貨がありますが、両替所ではコインはパタカでくれるのですが紙幣は香港ドルでした。
市内交通はタクシーかバスです。バスターミナルは地下にあります。バス路線はわかりにくいですが、狭い地域なので適当に乗ってスマートフォンの地図と見比べながら適当に降りてもなんとかなります。
マカオは独特の町並みなので散歩が楽しいです。
(5) マカオ→香港
2013年6月30日。
マカオから香港へは、昔からあるルートなので難しいことは何もありません。
フェリーターミナルへ行き、高速船に乗るだけです。
フェリーターミナルへも一般にはバスかタクシーになりますが、私はホテルの送迎バスを使わせてもらいました。
ここの出境検査はすいているので、すぐ次の便の切符を売ってくれます。
直接香港空港へ行く便もありますが、今回は時間もあるので一旦香港に入ることにしました。
香港島のMTR上環駅近くのフェリーターミナルに到着です。
機場快綫の香港駅にも歩いて行けます。私は時間があったので、エスカレーター通りを上まで行って歩いて戻ってきたら、ちょうどいい時間になりました。
機場快綫で香港〜機場間はHK$100、24分です。
以上、単に色々乗りに行っただけの、華南旅行3日間でした。
2013年6月29日。一夜あけて、今日はマカオへ向かいます。
昨日とは違って時間がたっぷりあるので、珠江沿いをぶらぶら散歩してから、海珠广场から地下鉄2号線に乗って昨日到着した广州南站まで行きます。料金は5元。
珠海へ行く鉄道は、高鉄と同じ広州南駅から出ますが、「广珠城际铁路」といって高鉄とは位置づけがちょっと違うらしいです。
地下鉄からはまず1Fに上がるのですが、ここであわてて3Fの出発ロビーに上がってはいけません。私のようにウロウロ迷う羽目になります。售票所が1Fの外のはずれにあるので、まずそこへ行って切符を買わなければなりません。また售票所への案内がわかりにくくて困りました。
切符の買い方は高鉄と同じです。パスポートが必要です。珠海まで70元。土曜日の11時台ですが、だいたい1時間後の列車が取れました。
切符が取れたらようやく3Fへ上がって、セキュリティチェックを受けてロビーに入ります。またこの駅も糞でかい。
プラットフォームも30本くらいあるみたいです。
今はガラガラですが、将来高鉄網がここから全国へ延びるのを見越して、こんな大きな駅にしたのでしょうね。
今でも北京西行きとかあるようですが、これからもっと増えるのでしょう。
車両は和諧号ですが、昨日乗ったのとは少し違う、隣との間に肘掛けがないタイプ。
短い区間ですが、食堂車もあります。
最高速度は190km/hくらいまでしか出さず、途中3〜4駅ほど止まったので、深圳北〜広州南の高鉄に比べて速くはない印象です。列車によって違うのかもしれませんが。
車窓は昨日と同じく、高速道路や工場や建物が点在する風景が続きます。
およそ70分ほどかけて、珠海駅に到着しました。
ホームは6本。これくらいが普通の駅のサイズです。
将来はマカオ内まで延びる計画もあるようですが、まだまだ先でしょう。
珠海駅のすぐそばには、マカオへの出境地点がありますが、その手前にマカオからの買い物客を目当ての大きな地下商店街が広がっています。
出境検査もこの混雑。マカオへの入境も同じくらいの混雑です。
ようやくマカオに入りました。地下街でブラブラしたせいか、15時を超えてしまいました。
ここで、余った中国元を両替しようとしましたが、出入境事務所内には両替所がありません。ターミナル広場を抜けた正面に両替所があったので、そこで両替をしました。マカオでは一応パタカという通貨がありますが、両替所ではコインはパタカでくれるのですが紙幣は香港ドルでした。
市内交通はタクシーかバスです。バスターミナルは地下にあります。バス路線はわかりにくいですが、狭い地域なので適当に乗ってスマートフォンの地図と見比べながら適当に降りてもなんとかなります。
マカオは独特の町並みなので散歩が楽しいです。
(5) マカオ→香港
2013年6月30日。
マカオから香港へは、昔からあるルートなので難しいことは何もありません。
フェリーターミナルへ行き、高速船に乗るだけです。
フェリーターミナルへも一般にはバスかタクシーになりますが、私はホテルの送迎バスを使わせてもらいました。
ここの出境検査はすいているので、すぐ次の便の切符を売ってくれます。
直接香港空港へ行く便もありますが、今回は時間もあるので一旦香港に入ることにしました。
香港島のMTR上環駅近くのフェリーターミナルに到着です。
機場快綫の香港駅にも歩いて行けます。私は時間があったので、エスカレーター通りを上まで行って歩いて戻ってきたら、ちょうどいい時間になりました。
機場快綫で香港〜機場間はHK$100、24分です。
以上、単に色々乗りに行っただけの、華南旅行3日間でした。
香港〜広州〜マカオ 高速鉄道の旅(その1) [鉄道]
ふっと思い立って、3日間の休みで香港に行ってくることにしました。
香港で3日間何をしようかと悩みましたが、調べると深圳と広州の間に高速鉄道が開通しており、さらにマカオに隣接する珠海と広州との間にも最近になって高速鉄道が開通していることがわかったので、
香港→深圳→広州→珠海→マカオ→香港
と、珠江デルタを3日間で一周してくることにしました。
香港までの往復航空券だけを予約して、あとは現地で行ったとこ勝負です。
(1) 香港空港→九龍駅→紅磡駅
2013年6月28日。今回、香港空港に12時台に到着する飛行機を使いました。その日のうちに広州まで行かなければなりません。十分時間はありますが、あまりのんびり寄り道するわけにもいかないので、とにかく先へ先へ進むことにします。
というわけで、空港から市内に向かうにはこれに限ります。MTR機場快綫。
プラットフォームは空港ターミナルに直結。しかも市内行き出発ホームが空港到着フロアと、逆に市内からの到着ホームが空港出発フロアと直結していて、空港駅は改札もなく便利このうえありません。
九龍駅まで21分、HK$90です。ほとんど待たずに乗れました。
九龍駅からはシャトルバスが市内各方面を結んでおり、機場快綫の切符を見せれば無料で乗れます。これで深圳への始発駅である紅磡(Hung Hom)駅に向かいます。
(2) 紅磡駅→羅湖駅→深圳北駅
中国本土に向かう列車は、すべてこの駅が始発になっています。このためか駅構内は結構広くて売店が充実しています。ここから広州まで直通列車も走っており、出境手続きもここで行うため、乗り場は別になっています。今回直通列車に乗る予定はなかったのですが、一応乗り場を除いてみたら、今日の列車は全部満席になっていました。
香港内MTR電車の行き先は、古くからの出境地点である羅湖(Lo Wu)と、比較的新しい出境地点である落馬洲(Lok Ma Chau)の2つがあります。高鉄の深圳北駅に向かうためには落馬洲行きに乗るのがずっと早いのですが、今回は従来の深圳駅前の雰囲気も見ておきたかったので、あえて羅湖で出境することにしました。
羅湖駅です。
中国本土直通列車はこんな感じの客車です。
出境審査は予想通り大混雑。中国への入境も同じような混雑です。
深圳駅前。立派な都会ですが、やはり昔からの駅前は雰囲気が今ひとつよくありません。上半身裸のオッチャンが何人も寝転がっていました。
深圳の地下鉄は普通に近代的です。
地下鉄はまず罗宝线で罗湖から会展中心まで行き、龙华线に乗り換えると深圳北站まで行けます。5元です。ちなみに、落馬洲で出境すると、龙华线の福田口岸から一本で深圳北站まで行けるので、そちらの方がずっと早くて便利でしょう。
深圳北站に着いた時点で17時近くになってました。
(3) 深圳北駅→広州南駅
ここまでが長かったですが、いよいよ中国高速鉄道での移動です。
高鉄の深圳北站は新しくてやたらデカイです。
まずは售票所でチケット購入しなければならず、外国人はここでパスポート提出が必要です。中国人は身分証明書になるのでしょう。全車指定席なので、列車番号か発車時刻を指定するべきなのでしょうが、何も言わなければ席のある一番早い列車の切符を出してくれます。約1時間半後の席が取れたので、まずまずです。
チケットが取れたら、セキュリティチェック(荷物X線検査と金属探知機)を通って、広い広い出発ロビーで列車待ちです。
食堂やコンビニもあるので、待ち時間もそう苦にはなりません。
発車時刻が近づくと、ホーム毎にある自動改札機に切符を通して、ホームに降りて乗車します。ほとんど空港に近いシステムです。
いよいよ御対面、和諧号。
車内は日本の新幹線とほぼ同じ、5列シート。
最高速度は300km/hちょい出ているようで、ほとんど揺れずに非常に快適な移動です。
車窓の風景も、田畑と建物が入り交じった、東海道新幹線の車窓と似た雰囲気です。
広州南まで約40分、料金は74.5元でした。
広州南駅からは地下鉄で市内に向かいます。
市内のホテルでチェックインしたのが20時ごろ。
乗り継ぎが多くて少し疲れました。
本当は、香港の空港から直接深圳に行けるフェリーもあるそうで、多分そのルートの方がずっと早いだろうと思います。でも今回はあえて鉄道にこだわってみました。
次回につづきます。
香港で3日間何をしようかと悩みましたが、調べると深圳と広州の間に高速鉄道が開通しており、さらにマカオに隣接する珠海と広州との間にも最近になって高速鉄道が開通していることがわかったので、
香港→深圳→広州→珠海→マカオ→香港
と、珠江デルタを3日間で一周してくることにしました。
香港までの往復航空券だけを予約して、あとは現地で行ったとこ勝負です。
(1) 香港空港→九龍駅→紅磡駅
2013年6月28日。今回、香港空港に12時台に到着する飛行機を使いました。その日のうちに広州まで行かなければなりません。十分時間はありますが、あまりのんびり寄り道するわけにもいかないので、とにかく先へ先へ進むことにします。
というわけで、空港から市内に向かうにはこれに限ります。MTR機場快綫。
プラットフォームは空港ターミナルに直結。しかも市内行き出発ホームが空港到着フロアと、逆に市内からの到着ホームが空港出発フロアと直結していて、空港駅は改札もなく便利このうえありません。
九龍駅まで21分、HK$90です。ほとんど待たずに乗れました。
九龍駅からはシャトルバスが市内各方面を結んでおり、機場快綫の切符を見せれば無料で乗れます。これで深圳への始発駅である紅磡(Hung Hom)駅に向かいます。
(2) 紅磡駅→羅湖駅→深圳北駅
中国本土に向かう列車は、すべてこの駅が始発になっています。このためか駅構内は結構広くて売店が充実しています。ここから広州まで直通列車も走っており、出境手続きもここで行うため、乗り場は別になっています。今回直通列車に乗る予定はなかったのですが、一応乗り場を除いてみたら、今日の列車は全部満席になっていました。
香港内MTR電車の行き先は、古くからの出境地点である羅湖(Lo Wu)と、比較的新しい出境地点である落馬洲(Lok Ma Chau)の2つがあります。高鉄の深圳北駅に向かうためには落馬洲行きに乗るのがずっと早いのですが、今回は従来の深圳駅前の雰囲気も見ておきたかったので、あえて羅湖で出境することにしました。
羅湖駅です。
中国本土直通列車はこんな感じの客車です。
出境審査は予想通り大混雑。中国への入境も同じような混雑です。
深圳駅前。立派な都会ですが、やはり昔からの駅前は雰囲気が今ひとつよくありません。上半身裸のオッチャンが何人も寝転がっていました。
深圳の地下鉄は普通に近代的です。
地下鉄はまず罗宝线で罗湖から会展中心まで行き、龙华线に乗り換えると深圳北站まで行けます。5元です。ちなみに、落馬洲で出境すると、龙华线の福田口岸から一本で深圳北站まで行けるので、そちらの方がずっと早くて便利でしょう。
深圳北站に着いた時点で17時近くになってました。
(3) 深圳北駅→広州南駅
ここまでが長かったですが、いよいよ中国高速鉄道での移動です。
高鉄の深圳北站は新しくてやたらデカイです。
まずは售票所でチケット購入しなければならず、外国人はここでパスポート提出が必要です。中国人は身分証明書になるのでしょう。全車指定席なので、列車番号か発車時刻を指定するべきなのでしょうが、何も言わなければ席のある一番早い列車の切符を出してくれます。約1時間半後の席が取れたので、まずまずです。
チケットが取れたら、セキュリティチェック(荷物X線検査と金属探知機)を通って、広い広い出発ロビーで列車待ちです。
食堂やコンビニもあるので、待ち時間もそう苦にはなりません。
発車時刻が近づくと、ホーム毎にある自動改札機に切符を通して、ホームに降りて乗車します。ほとんど空港に近いシステムです。
いよいよ御対面、和諧号。
車内は日本の新幹線とほぼ同じ、5列シート。
最高速度は300km/hちょい出ているようで、ほとんど揺れずに非常に快適な移動です。
車窓の風景も、田畑と建物が入り交じった、東海道新幹線の車窓と似た雰囲気です。
広州南まで約40分、料金は74.5元でした。
広州南駅からは地下鉄で市内に向かいます。
市内のホテルでチェックインしたのが20時ごろ。
乗り継ぎが多くて少し疲れました。
本当は、香港の空港から直接深圳に行けるフェリーもあるそうで、多分そのルートの方がずっと早いだろうと思います。でも今回はあえて鉄道にこだわってみました。
次回につづきます。
台湾新幹線 [鉄道]
京阪特急旧3000系 [鉄道]
京阪特急の旧型車(旧3000系)が、来年春に引退とのことで・・・・
学生の時にさんざん世話になった車両ですので、ちょっと乗ってきました。
運転スケジュールはこちらから。
http://www.keihan.co.jp/traffic/railfan/3000/schedule.html
淀屋橋で懐かしい前面マスクと鳩マークに再会。
ちょっと古びた感じの車内。
元祖「ロマンスシート」。特にロマンスな思い出はないですが。
京橋を過ぎると、複々線区間をかっとばします。
木津川と宇治川を連続で渡る景色のよい区間。
伏見の市街地をチンタラ走って、地下へ潜ります。
出町柳まで乗り通しました。
ついでに、外から走っている姿も見たいと思って、墨染まで移動。
疎水を渡るいいポイントを見つけたので、待ち構えたのですが・・・
↑いきなり現れたので焦ってカメラワーク失敗。
再度折り返しを狙って30分ほど待ち、今度こそと構えたところ・・・
↑普通電車に邪魔されてしまいましたorz
どうもうまくいかないものです。
まあ僕の辞書には「完璧」という文字はないので、このくらいで満足することにしました。
カラスに見送られながら帰ります。
まだまだ暑い9月の休日でした。
学生の時にさんざん世話になった車両ですので、ちょっと乗ってきました。
運転スケジュールはこちらから。
http://www.keihan.co.jp/traffic/railfan/3000/schedule.html
淀屋橋で懐かしい前面マスクと鳩マークに再会。
ちょっと古びた感じの車内。
元祖「ロマンスシート」。特にロマンスな思い出はないですが。
京橋を過ぎると、複々線区間をかっとばします。
木津川と宇治川を連続で渡る景色のよい区間。
伏見の市街地をチンタラ走って、地下へ潜ります。
出町柳まで乗り通しました。
ついでに、外から走っている姿も見たいと思って、墨染まで移動。
疎水を渡るいいポイントを見つけたので、待ち構えたのですが・・・
↑いきなり現れたので焦ってカメラワーク失敗。
再度折り返しを狙って30分ほど待ち、今度こそと構えたところ・・・
↑普通電車に邪魔されてしまいましたorz
どうもうまくいかないものです。
まあ僕の辞書には「完璧」という文字はないので、このくらいで満足することにしました。
カラスに見送られながら帰ります。
まだまだ暑い9月の休日でした。
十三の大渡り [鉄道]
こんな桜の季節には、阪急電車もちょっと変わった電車を
走らせてくれるようで、
嵐山から高速神戸まで直通する臨時特急があるということを聞いて、
ちょっと乗ってきました。
十三で、京都線から神戸線へどうやって直通するのかと思ったら、
このように・・・
わりとあっけなく、いったん梅田寄りに引き上げて大渡りして
無事転線したのでした。
この転線を体験するためだけに、人ごみで阿鼻叫喚の嵐山まで
わざわざ行った僕は阿呆?
走らせてくれるようで、
嵐山から高速神戸まで直通する臨時特急があるということを聞いて、
ちょっと乗ってきました。
十三で、京都線から神戸線へどうやって直通するのかと思ったら、
このように・・・
わりとあっけなく、いったん梅田寄りに引き上げて大渡りして
無事転線したのでした。
この転線を体験するためだけに、人ごみで阿鼻叫喚の嵐山まで
わざわざ行った僕は阿呆?
名古屋のりもの紀行 [鉄道]
先日19日、久しぶりに名古屋へ行ってきました。
今回の目的は、いろんなのりものに乗ってくることです(子供か!)
まずは世界最先端リニアモーターカー「リニモ」
パッと見は普通の高架鉄道ですが、走り出すとちょっとひと味違います。
名古屋はええよ~ リニモがあるがね~
時速500キロで突っ走るだけが能やない。緑にかこまれてのんびり走るリニアもなかなかいいものであります。
単に地下鉄を延長したらよかったのに、なんて夢のないことを言ってはいけません。
次に、市内へ戻って、名古屋ドームにほど近い大曽根にある、立派な駅舎。
ここに発着するのは・・・
バスです単なるバス!
立派な高架の専用道路を、何ものにも邪魔されずにゆとりで走るバス、その名も「ゆとりーとライン」
しかも、両側にレールがついていて、ハンドル操作なしで走れるんですねこれが。
Go! Go! 名古屋 未来の首都な~ごや~
ハンドルが勝手にクルクル回っているのがおわかりかと。
しかも、高架道路を降りたら、本当に普通のバスになってしまうのがこのバスのすごいところ。
普通のバスと違うのは、単にこのようなコマが付いていることだけです。
何とも納得がいかない、不思議な交通機関でした。
最後に気をとりなおして、中部国際空港セントレアの見物に行きます。
一、十、百、セントレア
国破れて遷都レア(名古屋にか?)
セントレアの賑わい。
何か戦国武将の妻をテーマにしたショーをしていました。
飛行機を見るとなぜか気分が落ち着きますね。
以上!
今回の目的は、いろんなのりものに乗ってくることです(子供か!)
まずは世界最先端リニアモーターカー「リニモ」
パッと見は普通の高架鉄道ですが、走り出すとちょっとひと味違います。
名古屋はええよ~ リニモがあるがね~
時速500キロで突っ走るだけが能やない。緑にかこまれてのんびり走るリニアもなかなかいいものであります。
単に地下鉄を延長したらよかったのに、なんて夢のないことを言ってはいけません。
次に、市内へ戻って、名古屋ドームにほど近い大曽根にある、立派な駅舎。
ここに発着するのは・・・
バスです単なるバス!
立派な高架の専用道路を、何ものにも邪魔されずにゆとりで走るバス、その名も「ゆとりーとライン」
しかも、両側にレールがついていて、ハンドル操作なしで走れるんですねこれが。
Go! Go! 名古屋 未来の首都な~ごや~
ハンドルが勝手にクルクル回っているのがおわかりかと。
しかも、高架道路を降りたら、本当に普通のバスになってしまうのがこのバスのすごいところ。
普通のバスと違うのは、単にこのようなコマが付いていることだけです。
何とも納得がいかない、不思議な交通機関でした。
最後に気をとりなおして、中部国際空港セントレアの見物に行きます。
一、十、百、セントレア
国破れて遷都レア(名古屋にか?)
セントレアの賑わい。
何か戦国武将の妻をテーマにしたショーをしていました。
飛行機を見るとなぜか気分が落ち着きますね。
以上!
近鉄西大寺駅のビュースポット [鉄道]
【過去日記】2009/9/21:鉄オタ旅行 [鉄道]
連休を使って、久しぶりに一人旅してきました。
行き先は、前から乗ってみたかった静岡県の大井川鉄道。
何が乗ってみたかったって、子供の頃関西を走っていた特急電車とかが、ほぼそのままローカル私鉄として走っているのだから。
一般的には、南アルプスの渓谷沿いを走る森林鉄道線の方が有名だが、僕にはそれは二の次三の次。
実際に、始点の金谷駅で近鉄特急が出迎えてくれた時は、感激しました。
ましてや僕の生まれたのは近鉄南大阪線沿線と京阪沿線だから、当時憧れた特急電車にこんな離れた場所で再会できるなんて。
鉄オタ気分を満喫した小旅行でした。
詳しい写真は僕のウェブサイトでどうぞ。
http://www010.upp.so-net.ne.jp/fujigaki/
ところで、行きは高速バスを使ったのですが、東名で何か渋滞してるなあと思ったら車が燃えていた横をすり抜けたのでびっくり。
家に帰ってニュースを見ると、燃えていたのはツアーバスだというからさらにびっくり。怖いねえ。
行き先は、前から乗ってみたかった静岡県の大井川鉄道。
何が乗ってみたかったって、子供の頃関西を走っていた特急電車とかが、ほぼそのままローカル私鉄として走っているのだから。
一般的には、南アルプスの渓谷沿いを走る森林鉄道線の方が有名だが、僕にはそれは二の次三の次。
実際に、始点の金谷駅で近鉄特急が出迎えてくれた時は、感激しました。
ましてや僕の生まれたのは近鉄南大阪線沿線と京阪沿線だから、当時憧れた特急電車にこんな離れた場所で再会できるなんて。
鉄オタ気分を満喫した小旅行でした。
詳しい写真は僕のウェブサイトでどうぞ。
http://www010.upp.so-net.ne.jp/fujigaki/
ところで、行きは高速バスを使ったのですが、東名で何か渋滞してるなあと思ったら車が燃えていた横をすり抜けたのでびっくり。
家に帰ってニュースを見ると、燃えていたのはツアーバスだというからさらにびっくり。怖いねえ。