冬の東吉野村を奈良交通とコミュニティバスで通り抜ける [バス]
激動の2022年の最後の乗りバス記事です。
年末の仕事納めの翌日が平日だったので、平日にしか走らない路線に乗りたくなり、奈良県の東吉野村に行ってきました。
ルートはこちら。
(東吉野村役場付近で1ヶ所途切れているのは、単に記録を忘れていたからです。)
吉野郡東吉野村は、平日のみ奈良交通バスが榛原駅から東吉野村役場まで走っていますが、土休日は途中の菟田野止まりになるので、東吉野村コミュニティバスでしかアクセスできません(それも休日は予約制になります)。
さらに、東吉野村から同じ吉野郡の吉野町へは、平日はコミュニティバスが新子まで走りますが、それも土休日は走らないので、平日にしかバスで吉野町へ抜けることができません。
今回は平日の年末休みを利用して、榛原から東吉野村を通って吉野町の大和上市まで通り抜けてきました。
榛原駅で東吉野村役場行に乗ります。時刻表の土休日欄には「運行はありません」と虚しく書かれています。
木津川水系の芳野川沿いに、県道を旧菟田野町に向けて南下していきます。
国道166号に入り、菟田野の中心地を抜けると、雪の残る風景になってきました。
峠を越えて東吉野村に入ると、道の駅「ひよしのさとマルシェ」に着きます。バスはこの先役場まで行きますが、昼食をとるためにここで下車します。
吉野本葛入りの太素麺「たあめん」を食べました。ツルッとしたうどんのような食感です。
ここは東吉野村コミュニティバスの路線結節点になっていて、各方面へのバスが集まってきます。
役場行きのバスに乗りました。
今度は吉野川水系の鷲家川に沿って走り、10分ほどで着きます。
運転席との間には感染防止対策シートがあるので、前面展望は良くないですが、仕方ありません。
役場もマルシェと同様に、奈良交通とコミュニティバスの乗換地点になっています。
国道から離れているので周辺はとても静かで、落ち着いた佇まいの集落が広がっています。地区内には小さな商店や南都銀行はありますが、コンビニやスーパーはありません。
ここからは平日にしか走らない新子(あたらし)行に乗って、吉野町へ向かいます。
吉野川の支流高見川に沿って走り、こちらも10分ほどで着きます。
新子からは吉野町内になるので、吉野町のコミュニティバス路線がありますが、今年の4月からダイヤが変わって、国道169号線沿いの路線以外は午前中にしか走らなくなりました。そのかわり予約制の乗合デマンドバスが運行されるようになり、町民以外も500円で利用できます(町民は200円)。新子からそれを使うことも考えましたが、なんだか単なる安いタクシーみたいな気もするので、今回は新子から国道169号線まで歩くことにしました。
このあたりも風情のある集落です。南都銀行の支店がこんな所にもあるのは少々驚きました(後で調べたら支店ではなくATMだけでした)。
吉野川が国道を離れて蛇行する区間の川沿いを4kmほど歩きます。天気が良いのでそれほど寒くなく快適なウォーキングでした。
国道169号線の樫尾のバス停に着きました。ここでは大和上市駅と川上村とを結ぶ「やまぶきバス」、それとはるばる奈良県の南の端の下北山村とを結ぶ「ゆうゆうバス」(どちらもコミュニティバス)が利用できます。今回はやまぶきバスに乗ります。
標柱にはスマイルバスと書かれていますが、今年4月からスマイルバスは樫尾は通っていません。
ゆうゆうバスの長い長い時刻表。いつかこれにも乗って熊野までバス乗り継ぎで抜けてみたいものです。
バスの時間まで間があるので、この付近の唯一の飲食店である焼肉屋で焼肉丼を食べて時間を潰しました。冬の乗りバスは待ち時間にどこで暖を取って過ごすかの計画も必要です。
やまぶきバスに乗って大和上市駅へ向かう頃にはすっかり暗くなりました。
近鉄の吉野川鉄橋が見えると、大和上市駅です。
この駅はかつては吉野郡東部地域の奈良交通バスの拠点だったのですが、いまや奈良交通の路線はほとんどなく、コミュニティバスばかりになりました。今年4月からは大台ヶ原行の路線も通らなくなってしまい(八木駅、橿原神宮前駅発着に変更)、寂しい限りです。
2両編成の近鉄特急で帰ります。
今回訪れた東吉野村も吉野町も、かつては奈良交通の路線がくまなく走っていた地域でしたが、コミュニティバス化は時代の流れで仕方がありません。運賃が安くなったメリットはありますが、自治体の方針によって、土休日の運行がなくなったりデマンドバス(タクシー)化などされたり、部外者が公共交通で訪問するには難しくなった面もあります。これからも各地をコミュニティバスを利用して訪れる場合は、事前によく調べた上で、できるだけ平日に休みを取って訪れたいと思います。
「路線バス歩き」のすすめ(目次)へ
年末の仕事納めの翌日が平日だったので、平日にしか走らない路線に乗りたくなり、奈良県の東吉野村に行ってきました。
ルートはこちら。
(東吉野村役場付近で1ヶ所途切れているのは、単に記録を忘れていたからです。)
吉野郡東吉野村は、平日のみ奈良交通バスが榛原駅から東吉野村役場まで走っていますが、土休日は途中の菟田野止まりになるので、東吉野村コミュニティバスでしかアクセスできません(それも休日は予約制になります)。
さらに、東吉野村から同じ吉野郡の吉野町へは、平日はコミュニティバスが新子まで走りますが、それも土休日は走らないので、平日にしかバスで吉野町へ抜けることができません。
今回は平日の年末休みを利用して、榛原から東吉野村を通って吉野町の大和上市まで通り抜けてきました。
榛原駅で東吉野村役場行に乗ります。時刻表の土休日欄には「運行はありません」と虚しく書かれています。
木津川水系の芳野川沿いに、県道を旧菟田野町に向けて南下していきます。
国道166号に入り、菟田野の中心地を抜けると、雪の残る風景になってきました。
峠を越えて東吉野村に入ると、道の駅「ひよしのさとマルシェ」に着きます。バスはこの先役場まで行きますが、昼食をとるためにここで下車します。
吉野本葛入りの太素麺「たあめん」を食べました。ツルッとしたうどんのような食感です。
ここは東吉野村コミュニティバスの路線結節点になっていて、各方面へのバスが集まってきます。
役場行きのバスに乗りました。
今度は吉野川水系の鷲家川に沿って走り、10分ほどで着きます。
運転席との間には感染防止対策シートがあるので、前面展望は良くないですが、仕方ありません。
役場もマルシェと同様に、奈良交通とコミュニティバスの乗換地点になっています。
国道から離れているので周辺はとても静かで、落ち着いた佇まいの集落が広がっています。地区内には小さな商店や南都銀行はありますが、コンビニやスーパーはありません。
ここからは平日にしか走らない新子(あたらし)行に乗って、吉野町へ向かいます。
吉野川の支流高見川に沿って走り、こちらも10分ほどで着きます。
新子からは吉野町内になるので、吉野町のコミュニティバス路線がありますが、今年の4月からダイヤが変わって、国道169号線沿いの路線以外は午前中にしか走らなくなりました。そのかわり予約制の乗合デマンドバスが運行されるようになり、町民以外も500円で利用できます(町民は200円)。新子からそれを使うことも考えましたが、なんだか単なる安いタクシーみたいな気もするので、今回は新子から国道169号線まで歩くことにしました。
このあたりも風情のある集落です。南都銀行の支店がこんな所にもあるのは少々驚きました(後で調べたら支店ではなくATMだけでした)。
吉野川が国道を離れて蛇行する区間の川沿いを4kmほど歩きます。天気が良いのでそれほど寒くなく快適なウォーキングでした。
国道169号線の樫尾のバス停に着きました。ここでは大和上市駅と川上村とを結ぶ「やまぶきバス」、それとはるばる奈良県の南の端の下北山村とを結ぶ「ゆうゆうバス」(どちらもコミュニティバス)が利用できます。今回はやまぶきバスに乗ります。
標柱にはスマイルバスと書かれていますが、今年4月からスマイルバスは樫尾は通っていません。
ゆうゆうバスの長い長い時刻表。いつかこれにも乗って熊野までバス乗り継ぎで抜けてみたいものです。
バスの時間まで間があるので、この付近の唯一の飲食店である焼肉屋で焼肉丼を食べて時間を潰しました。冬の乗りバスは待ち時間にどこで暖を取って過ごすかの計画も必要です。
やまぶきバスに乗って大和上市駅へ向かう頃にはすっかり暗くなりました。
近鉄の吉野川鉄橋が見えると、大和上市駅です。
この駅はかつては吉野郡東部地域の奈良交通バスの拠点だったのですが、いまや奈良交通の路線はほとんどなく、コミュニティバスばかりになりました。今年4月からは大台ヶ原行の路線も通らなくなってしまい(八木駅、橿原神宮前駅発着に変更)、寂しい限りです。
2両編成の近鉄特急で帰ります。
今回訪れた東吉野村も吉野町も、かつては奈良交通の路線がくまなく走っていた地域でしたが、コミュニティバス化は時代の流れで仕方がありません。運賃が安くなったメリットはありますが、自治体の方針によって、土休日の運行がなくなったりデマンドバス(タクシー)化などされたり、部外者が公共交通で訪問するには難しくなった面もあります。これからも各地をコミュニティバスを利用して訪れる場合は、事前によく調べた上で、できるだけ平日に休みを取って訪れたいと思います。
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北摂から秋の丹波路へ路線バス乗り継ぎで向かう [バス]
天気もよく、少し暑いくらいの10月の休日に、久しぶりの乗りバスです。
今回は千里中央から園部まで山越えルートで。
大阪府内は阪急バス、京都府内は京阪京都交通で、府境を越えるほんの少しの区間だけ徒歩になります。
数十年前までは京都交通(倒産しました)のバス路線が亀岡から府境を越えて余野まで走っていたので、千里中央から亀岡までバス乗り継ぎで行けました。今回このルートを辿って千里中央から亀岡市内、さらに園部を目指します。
たくさんのバスがひしめくターミナル千里中央から、ほぼ1時間に1本の希望ヶ丘二丁目行に乗ります。
新御堂筋を北上します。建設中の北大阪急行線の延伸部分が見えます。
白島北から東に向きを変え、住宅地内の山麓道路を粟生団地まで走ります。
粟生団地で折り返し、少し山道を走ったと思ったら、トンネルを抜けて彩都のニュータウン内に入ります。希望ヶ丘路線がこのルートに変わったのは2016年のことで、それまではほとんどの便がクリーンセンターを経由するひたすら山道のルートでした。
モノレールの彩都西駅を経由し、彩都を抜けて馬場からは北に向きを変え、本格的にカーブだらけの山道になります。
泉原付近は美しい棚田が広がっています。
峠を越えて豊能町に入ると、まもなく山の中のニュータウン希望ヶ丘に着きます。余野まで行く便もありますが、今回乗った便は希望ヶ丘二丁目が終点です。
すぐに牧経由池田行きが来ました。余野〜牧の間約2.7kmもの重複区間を折り返して池田に向かう路線です。池田方面に向かう乗客が何人かいましたが、わざわざ牧へ行って折り返すのは苦々しく思っているでしょう。
豊能町の役場がある余野地区を通り抜けます。
田園地帯を少し走ると、折り返し地点の牧に着きます。
阪急バスはこの先には行かないので徒歩になりますが、すぐに府境を越え、ほんの500m歩いて右側に物産店が見えたら京阪京都交通の神地バス停に着きます。
今回は乗り継ぎも良く、程なく京都先端化学大学行きの「亀岡市ふるさとバス」が来ました。
循環路線なので向きが2通りありますが、今回は万願寺経由の少し遠回りする便です。交通量の少ない道をのんびりした集落を縫って走ります。
山間部を抜けると少し開けた扇状地を下っていきます。
終点の京都先端科学大学京都亀岡キャンパスは、この地域のバス拠点になっていて、亀岡駅からの路線と支線路線がここで乗り継ぎとなります。
ここからもう一つのバス乗り継ぎ拠点である運動公園ターミナルまでも路線があるのですが、かなりの待ち時間があったし2kmほどの距離なので、歩いて向かうことにします。
途中の穴太寺でついでに参拝します。
運動公園ターミナルからは、亀岡駅から来て篠山街道を経由する園部行きのバスに乗ります。亀岡・南丹地区ではそこそこ長い距離を走る路線です。
湯の花温泉までは国道372号線ですが、その先からはほとんど旧道の狭い道を走ります。
八田からは篠山街道を離れ、田園地帯をしばらく走って市街地に入ると、まもなく終点の園部駅に到着です。
園部駅前は西口が京阪京都交通とコミュニティバスの乗り場、東口が福知山方面へ向かう西日本JRバスの乗り場になっています。西口広場は比較的新しく整備され、住宅地にも近いですが、商店はコンビニがあるくらいで少々寂しい状況です。
秋の空気ののどかな田舎道を、バスに揺られたり少し歩いたりして、気持ちよく過ごせた休日でした。
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今回は千里中央から園部まで山越えルートで。
大阪府内は阪急バス、京都府内は京阪京都交通で、府境を越えるほんの少しの区間だけ徒歩になります。
数十年前までは京都交通(倒産しました)のバス路線が亀岡から府境を越えて余野まで走っていたので、千里中央から亀岡までバス乗り継ぎで行けました。今回このルートを辿って千里中央から亀岡市内、さらに園部を目指します。
たくさんのバスがひしめくターミナル千里中央から、ほぼ1時間に1本の希望ヶ丘二丁目行に乗ります。
新御堂筋を北上します。建設中の北大阪急行線の延伸部分が見えます。
白島北から東に向きを変え、住宅地内の山麓道路を粟生団地まで走ります。
粟生団地で折り返し、少し山道を走ったと思ったら、トンネルを抜けて彩都のニュータウン内に入ります。希望ヶ丘路線がこのルートに変わったのは2016年のことで、それまではほとんどの便がクリーンセンターを経由するひたすら山道のルートでした。
モノレールの彩都西駅を経由し、彩都を抜けて馬場からは北に向きを変え、本格的にカーブだらけの山道になります。
泉原付近は美しい棚田が広がっています。
峠を越えて豊能町に入ると、まもなく山の中のニュータウン希望ヶ丘に着きます。余野まで行く便もありますが、今回乗った便は希望ヶ丘二丁目が終点です。
すぐに牧経由池田行きが来ました。余野〜牧の間約2.7kmもの重複区間を折り返して池田に向かう路線です。池田方面に向かう乗客が何人かいましたが、わざわざ牧へ行って折り返すのは苦々しく思っているでしょう。
豊能町の役場がある余野地区を通り抜けます。
田園地帯を少し走ると、折り返し地点の牧に着きます。
阪急バスはこの先には行かないので徒歩になりますが、すぐに府境を越え、ほんの500m歩いて右側に物産店が見えたら京阪京都交通の神地バス停に着きます。
今回は乗り継ぎも良く、程なく京都先端化学大学行きの「亀岡市ふるさとバス」が来ました。
循環路線なので向きが2通りありますが、今回は万願寺経由の少し遠回りする便です。交通量の少ない道をのんびりした集落を縫って走ります。
山間部を抜けると少し開けた扇状地を下っていきます。
終点の京都先端科学大学京都亀岡キャンパスは、この地域のバス拠点になっていて、亀岡駅からの路線と支線路線がここで乗り継ぎとなります。
ここからもう一つのバス乗り継ぎ拠点である運動公園ターミナルまでも路線があるのですが、かなりの待ち時間があったし2kmほどの距離なので、歩いて向かうことにします。
途中の穴太寺でついでに参拝します。
運動公園ターミナルからは、亀岡駅から来て篠山街道を経由する園部行きのバスに乗ります。亀岡・南丹地区ではそこそこ長い距離を走る路線です。
湯の花温泉までは国道372号線ですが、その先からはほとんど旧道の狭い道を走ります。
八田からは篠山街道を離れ、田園地帯をしばらく走って市街地に入ると、まもなく終点の園部駅に到着です。
園部駅前は西口が京阪京都交通とコミュニティバスの乗り場、東口が福知山方面へ向かう西日本JRバスの乗り場になっています。西口広場は比較的新しく整備され、住宅地にも近いですが、商店はコンビニがあるくらいで少々寂しい状況です。
秋の空気ののどかな田舎道を、バスに揺られたり少し歩いたりして、気持ちよく過ごせた休日でした。
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奈良盆地の鉄道空白地帯を広陵町コミュニティバスで縦断 [バス]
奈良県内の路線バスは近鉄系の奈良交通がほぼ1社独占状態ですが、県内くまなく路線を張り巡らせているかというと最近はそうでもなく、奈良盆地の平地部でも路線を撤退して空白地帯になっている場所がかなりあります。
その空白を埋めるのが、各市町村が運営するコミュニティバスですが、これも自治体によってだいぶ温度差があり、全く運行しない自治体もあれば、土日も運行する充実した路線網を持つ自治体もあります。今回はそのような自治体の一つである北葛城郡広陵町のコミュニティバスを使って、奈良盆地の鉄道空白地帯を南北に縦断しました。
ルートはこちら。
広陵町のコミュニティバスは「広陵元気号」という愛称がついており、町内に3路線あります。運賃は100円で、路線間の乗継も可能。土日も運転し、交通系ICカードやQRコード決済もできるという、コミュニティバスにしては相当充実して使いやすいです。
広陵町の案内ページへのリンク
町域外の大和高田駅にも乗り入れていて、そこまで行く場合だけ運賃が200円になります。今回は時間の都合上、大和高田からの路線は利用せず、隣の築山駅を出発点にしました。
近鉄大阪線の築山駅は、駅前にロータリーもバス停もなく民家だけの駅です。
北へ歩くとすぐに生協のスーパーがあり、広陵町のコミュニティーバスの「コープなんごう」停留所があります。バス停の場所が分かりにくく、店の人に訊いてちょっと外れの駐車場内にあることがわかりました。
バスの時間までスーパー内のイートインで休憩し、やってきたワゴンのバスに乗車しました。
このバスは「南部支線」で、真美ヶ丘ニュータウン内を通って町役場まで行きます。
小型なので住宅地の狭い道にも入って行きます。
香芝市との境界にあるショッピングモール「エコール・マミ」前を通ります。ニュータウン内は奈良交通の路線もあるので、運賃が安いコミュニティバスと合わせて便利なバス路線網ができています。
ニュータウンを抜けると東に向きを変え、田園地帯に入ります。
広陵町役場をいったん通り過ぎ、百済地区に寄り道してから、広陵町役場前で南部支線を下車しました。
役場の入口のすぐ前に停留所があり、3つの路線が集まる拠点なので時刻表も賑やかです。
とはいえ役場周辺にそれほど商店があるわけではありません。待ち時間が1時間以上あるので、惣菜店の弁当とコンビニのコーヒーを買って、路線バスの停留所跡のベンチで時間潰しをしました。
ちょっと歩くと「南郷環濠集落」があり、小さな公園ができています。
役場に戻って、大和高田駅から来た「中央幹線」のバスに乗ります。今度は小型ですがちゃんとしたバスです。
各施設に寄りながら北上します。途中たまたま道路工事のためルートが狭い道に変更されていました。
かぐや姫のモニュメントがある物産店などの複合施設「はしお元気村」に立ち寄ります。広陵町は竹取物語の舞台ということだそうです。
田原本線の箸尾駅に近い停留所で下車し、古い街並を駅まで散歩しました。
かぐや姫に見送られながら、近鉄田原本線で帰ります。
箸尾駅からさらに北側には、JR関西線との間に広大な鉄道・バス空白地帯が広がっており、各自治体のコミュニティバスも広陵町ほど充実していないので、南北に縦断することができません。特に三宅町には全くバス路線がなく、川西町も東西を結ぶコミュニティバスが平日のみ運行されているだけです。需要がないといえばそれまでですが、どうにかならないものかと思います。
「路線バス歩き」のすすめ(目次)へ
その空白を埋めるのが、各市町村が運営するコミュニティバスですが、これも自治体によってだいぶ温度差があり、全く運行しない自治体もあれば、土日も運行する充実した路線網を持つ自治体もあります。今回はそのような自治体の一つである北葛城郡広陵町のコミュニティバスを使って、奈良盆地の鉄道空白地帯を南北に縦断しました。
ルートはこちら。
広陵町のコミュニティバスは「広陵元気号」という愛称がついており、町内に3路線あります。運賃は100円で、路線間の乗継も可能。土日も運転し、交通系ICカードやQRコード決済もできるという、コミュニティバスにしては相当充実して使いやすいです。
広陵町の案内ページへのリンク
町域外の大和高田駅にも乗り入れていて、そこまで行く場合だけ運賃が200円になります。今回は時間の都合上、大和高田からの路線は利用せず、隣の築山駅を出発点にしました。
近鉄大阪線の築山駅は、駅前にロータリーもバス停もなく民家だけの駅です。
北へ歩くとすぐに生協のスーパーがあり、広陵町のコミュニティーバスの「コープなんごう」停留所があります。バス停の場所が分かりにくく、店の人に訊いてちょっと外れの駐車場内にあることがわかりました。
バスの時間までスーパー内のイートインで休憩し、やってきたワゴンのバスに乗車しました。
このバスは「南部支線」で、真美ヶ丘ニュータウン内を通って町役場まで行きます。
小型なので住宅地の狭い道にも入って行きます。
香芝市との境界にあるショッピングモール「エコール・マミ」前を通ります。ニュータウン内は奈良交通の路線もあるので、運賃が安いコミュニティバスと合わせて便利なバス路線網ができています。
ニュータウンを抜けると東に向きを変え、田園地帯に入ります。
広陵町役場をいったん通り過ぎ、百済地区に寄り道してから、広陵町役場前で南部支線を下車しました。
役場の入口のすぐ前に停留所があり、3つの路線が集まる拠点なので時刻表も賑やかです。
とはいえ役場周辺にそれほど商店があるわけではありません。待ち時間が1時間以上あるので、惣菜店の弁当とコンビニのコーヒーを買って、路線バスの停留所跡のベンチで時間潰しをしました。
ちょっと歩くと「南郷環濠集落」があり、小さな公園ができています。
役場に戻って、大和高田駅から来た「中央幹線」のバスに乗ります。今度は小型ですがちゃんとしたバスです。
各施設に寄りながら北上します。途中たまたま道路工事のためルートが狭い道に変更されていました。
かぐや姫のモニュメントがある物産店などの複合施設「はしお元気村」に立ち寄ります。広陵町は竹取物語の舞台ということだそうです。
田原本線の箸尾駅に近い停留所で下車し、古い街並を駅まで散歩しました。
かぐや姫に見送られながら、近鉄田原本線で帰ります。
箸尾駅からさらに北側には、JR関西線との間に広大な鉄道・バス空白地帯が広がっており、各自治体のコミュニティバスも広陵町ほど充実していないので、南北に縦断することができません。特に三宅町には全くバス路線がなく、川西町も東西を結ぶコミュニティバスが平日のみ運行されているだけです。需要がないといえばそれまでですが、どうにかならないものかと思います。
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絶景の橋を渡る角島への路線バスの旅 [バス]
6月の頭の天気のいい週末に、下関から鳥取まで山陰の旅をしてきました。
今回は路線バスよりも鉄道がメインの旅行ですが、途中、下関市にある角島へ路線バスで往復してきました。
この島は本州と角島大橋で繋がっており、この橋が絶景だということでネットでもよく紹介されていますが、マイカーでなくても路線バスで渡ることができます。
滝部駅から特牛駅を経由して角島まで、サンデン交通の子会社「ブルーライン交通」の路線バスが通っています。
(はじめの方のログを取り忘れました。)
幡生から山陰線に乗り、途中の小串で1両編成の列車に乗り継ぎます。
車窓が綺麗な海岸沿いを走ります。
滝部駅は今は下関市ですが、旧豊浦郡豊北町の中心駅です。ここから角島行きのバスに乗ります。
旧豊北町の中心地を通り抜け、田舎道をしばらく走ったと思ったら・・・
絶景の角島大橋を渡る路線バスです。
島に上陸し、灯台のある近くのバス停で下車しました。
5分ほど歩くと角島灯台に着きます。
入場料を払い、狭い階段を上り詰めると、日本海を見渡す景色が広がっています。
浜辺に降りると、そこは日本海に突き出した島の先端です(360度写真)。
灯台近くのレストランで、しらす丼を食べました。
帰りも同じバスですが、角島の集落や港のある地域を通っていきます。
帰りの角島大橋もいい景色です。
帰りは途中の特牛駅で下車しました。「こっとい」と読む難読駅名です。
周りは何もない集落ですが、駅舎は味わい深いです。
この先、長門市、木与、益田と列車を乗り継いで、この日は浜田で宿泊し、翌日鳥取までずっと山陰線で移動しました。
山陰線の車窓はどこも海が綺麗ですが、個人的には長門市〜萩間が一番だと思います(本数がとても少ないですが)。
海とローカル線を堪能した、いい旅行でした。
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今回は路線バスよりも鉄道がメインの旅行ですが、途中、下関市にある角島へ路線バスで往復してきました。
この島は本州と角島大橋で繋がっており、この橋が絶景だということでネットでもよく紹介されていますが、マイカーでなくても路線バスで渡ることができます。
滝部駅から特牛駅を経由して角島まで、サンデン交通の子会社「ブルーライン交通」の路線バスが通っています。
(はじめの方のログを取り忘れました。)
幡生から山陰線に乗り、途中の小串で1両編成の列車に乗り継ぎます。
車窓が綺麗な海岸沿いを走ります。
滝部駅は今は下関市ですが、旧豊浦郡豊北町の中心駅です。ここから角島行きのバスに乗ります。
旧豊北町の中心地を通り抜け、田舎道をしばらく走ったと思ったら・・・
絶景の角島大橋を渡る路線バスです。
島に上陸し、灯台のある近くのバス停で下車しました。
5分ほど歩くと角島灯台に着きます。
入場料を払い、狭い階段を上り詰めると、日本海を見渡す景色が広がっています。
浜辺に降りると、そこは日本海に突き出した島の先端です(360度写真)。
灯台近くのレストランで、しらす丼を食べました。
帰りも同じバスですが、角島の集落や港のある地域を通っていきます。
帰りの角島大橋もいい景色です。
帰りは途中の特牛駅で下車しました。「こっとい」と読む難読駅名です。
周りは何もない集落ですが、駅舎は味わい深いです。
この先、長門市、木与、益田と列車を乗り継いで、この日は浜田で宿泊し、翌日鳥取までずっと山陰線で移動しました。
山陰線の車窓はどこも海が綺麗ですが、個人的には長門市〜萩間が一番だと思います(本数がとても少ないですが)。
海とローカル線を堪能した、いい旅行でした。
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呉から江田島までバスと徒歩で島伝い [バス]
季節もよくなり久々の乗りバス遠征です。
今回は広島県へ。
広島湾を塞ぐように島がいくつか並んでいますが、このうち倉橋島は呉から橋でつながり、さらに能美島へも橋でつながり、そのまま陸続きで江田島まで船を使わずに行くことができます。今回、呉からこのルートで江田島までバスと徒歩で訪れることにしました。
広島駅から赤い新しい電車で呉へ。車窓から海と島が見えます。
呉駅から市営バスの路線を引き継いだ広電バスで、倉橋島に向かいます。PASPY対応なので交通系ICカードが使えます(ただし2025年3月までに順次終了予定)。
音戸の瀬戸を渡る橋は旧と新の2本ありますが、バスは旧の音戸大橋を渡って倉橋島に上陸します。
倉橋島は案外と建物や工場などが立ち並ぶ賑やかな島で、牡蠣の養殖も盛んです。
バスは島の南の方まで行きますが、能美島に渡るため途中の藤の脇で下車しました。
ここから呉市生活バスの路線に乗り換えて能美島へ渡る橋のたもとまで行くのですが、さてそのバスの乗り場がわかりません。あまり時間もないので運行事業者の「なべタクシー」に電話したところ、少し離れた港の近くが乗り場になっていました。
広電バスと同じ塗色に「なべ」のロゴマークシールが貼られています。広電バスではないのですがPASPY対応でした。
西側の海岸を少し走って、早瀬大橋の場所で下車します。
残念ながら橋を渡って能美島まで行くバス路線はないので、ここから徒歩で渡橋となります。
ちょうど昼なので海の見えるラーメン店で腹ごしらえ。
最高の景色を堪能しながら海を渡ります。
橋の上で360度パノラマ写真が撮れるのも徒歩渡橋ならでは(マウスを乗せてドラッグしてください)。
能美島へ上陸し、さらにバス停のある大君集落まで歩きます。
1時間弱ほど歩いて江田島バスの南大君バス停まで来ましたが、バスの時間まで少し間があいているので、さらに先の柿浦まで歩いて一本早いバスに乗りました。
能美島と江田島は元々別の島だったのを浅瀬を埋め立てて陸続きにしたもので、ちょうどその埋め立てた場所にゆめタウンやEDIONなどの商業施設が集まっています。
江田島に入り、西側の海岸線に沿って北上し、自衛隊第1術科学校前で下車しました。江田島バスもPASPY対応です。
自衛隊の敷地内に旧海軍兵学校の建物があり、予約すれば見学できますが、今回は思いつきで来たので予約しておらず敷地内に入れませんでした。
基地の外にはひなびた飲食店街があります。
再度江田島バスに乗って、小用の船乗り場に到着です。
江田島はいくつもの船乗り場があり、小用からさらに北にある切串まで行って広島行の船に乗りたかったのですが、そこまでのバスの便が極端に少ないので、諦めてここから船に乗ることにしました。
宇品港ターミナルと一体になった電停から路面電車に乗って広島駅に向かい、今回の乗りバス遠征は終了です。
瀬戸内海には無数の島があり、本土と橋で繋がっている島もたくさんあります。バスで島巡りできるルートは他にもありそうなので、また調べて訪れてみたいと思います。
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今回は広島県へ。
広島湾を塞ぐように島がいくつか並んでいますが、このうち倉橋島は呉から橋でつながり、さらに能美島へも橋でつながり、そのまま陸続きで江田島まで船を使わずに行くことができます。今回、呉からこのルートで江田島までバスと徒歩で訪れることにしました。
広島駅から赤い新しい電車で呉へ。車窓から海と島が見えます。
呉駅から市営バスの路線を引き継いだ広電バスで、倉橋島に向かいます。PASPY対応なので交通系ICカードが使えます(ただし2025年3月までに順次終了予定)。
音戸の瀬戸を渡る橋は旧と新の2本ありますが、バスは旧の音戸大橋を渡って倉橋島に上陸します。
倉橋島は案外と建物や工場などが立ち並ぶ賑やかな島で、牡蠣の養殖も盛んです。
バスは島の南の方まで行きますが、能美島に渡るため途中の藤の脇で下車しました。
ここから呉市生活バスの路線に乗り換えて能美島へ渡る橋のたもとまで行くのですが、さてそのバスの乗り場がわかりません。あまり時間もないので運行事業者の「なべタクシー」に電話したところ、少し離れた港の近くが乗り場になっていました。
広電バスと同じ塗色に「なべ」のロゴマークシールが貼られています。広電バスではないのですがPASPY対応でした。
西側の海岸を少し走って、早瀬大橋の場所で下車します。
残念ながら橋を渡って能美島まで行くバス路線はないので、ここから徒歩で渡橋となります。
ちょうど昼なので海の見えるラーメン店で腹ごしらえ。
最高の景色を堪能しながら海を渡ります。
橋の上で360度パノラマ写真が撮れるのも徒歩渡橋ならでは(マウスを乗せてドラッグしてください)。
能美島へ上陸し、さらにバス停のある大君集落まで歩きます。
1時間弱ほど歩いて江田島バスの南大君バス停まで来ましたが、バスの時間まで少し間があいているので、さらに先の柿浦まで歩いて一本早いバスに乗りました。
能美島と江田島は元々別の島だったのを浅瀬を埋め立てて陸続きにしたもので、ちょうどその埋め立てた場所にゆめタウンやEDIONなどの商業施設が集まっています。
江田島に入り、西側の海岸線に沿って北上し、自衛隊第1術科学校前で下車しました。江田島バスもPASPY対応です。
自衛隊の敷地内に旧海軍兵学校の建物があり、予約すれば見学できますが、今回は思いつきで来たので予約しておらず敷地内に入れませんでした。
基地の外にはひなびた飲食店街があります。
再度江田島バスに乗って、小用の船乗り場に到着です。
江田島はいくつもの船乗り場があり、小用からさらに北にある切串まで行って広島行の船に乗りたかったのですが、そこまでのバスの便が極端に少ないので、諦めてここから船に乗ることにしました。
宇品港ターミナルと一体になった電停から路面電車に乗って広島駅に向かい、今回の乗りバス遠征は終了です。
瀬戸内海には無数の島があり、本土と橋で繋がっている島もたくさんあります。バスで島巡りできるルートは他にもありそうなので、また調べて訪れてみたいと思います。
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春間近の姫路近郊を無計画の神姫バス巡り [バス]
3月の彼岸の3連休、まだまだ寒いですがちょっとどこかへ行きたくなったので、姫路近郊に乗りバスに行ってきました。
今回は完全に思いつき、事前の時刻調べもせず、行き当たりばったりの乗りバスです。
結局乗ったのは姫路からたつの市にかけての次の路線です。
まず姫路駅前から、広畑方面に向かうバスに乗ります。元々姫路市バスだった路線です。
製鉄記念広畑病院行きはいくつかの系統があるのですが、中地、英賀保駅経由の面白そうな系統は残念ながら土日には走っていないので、メジャーな青山経由の便に乗らざるをえません。
市街地の広い道路を西向きに走ります。
夢前川を渡ると左折し、郊外の住宅地区を川沿いに南下します。
広畑地区の市街地を通り抜けると、まもなく終点の製鉄記念広畑病院です。
病院のほか、大型店舗が集まる一角になっています。
ここからJR網干行の路線もあるのですが、やはり土休日は便がありません。
すぐそばに山陽電鉄の夢前川駅があるので電車で移動することにして、ちょうど昼どきなので駅前のカフェでランチで腹ごしらえしました。
腹ごなしに、日本製鐵の広畑製鉄所を見ながら隣の駅まで歩くことにします。
製鉄所の正門から、広い道路をちょっと北上し、山陽電鉄の広畑駅から電車で網干に向かいます。
ここからは神姫バスの子会社「ウエスト神姫」の路線で、龍野経由山崎行に乗ります。
網干地区内を北上し、JR網干駅南口に立ち寄ったのち、踏切を渡ってさらに北上します。
太子町内に入り、新幹線をくぐってさらに北上し、林田川を渡って旧龍野市の中心部に入ります。
バスはJR本竜野駅には寄らずに中心部を抜けると、揖保川を渡って川沿いに北上します。
旧新宮町に差し掛かると、間もなくJR播磨新宮に到着です。バスはさらに北上して宍粟市の山崎まで行きますが、今回はここで下車しました。
JR姫新線に乗って帰ります。
姫路周辺は中心部こそ多くの路線や本数がありますが、郊外に行くと限られた路線で本数も少なくなり、決して安泰とは言えないようです。今回乗ったウエスト神姫の網干〜龍野〜山崎の路線のような姫路直結ではない路線もいつコミュニティーバスに転換されるかわからないので、走っているうちにできるだけ乗っておきたいと思います。
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今回は完全に思いつき、事前の時刻調べもせず、行き当たりばったりの乗りバスです。
結局乗ったのは姫路からたつの市にかけての次の路線です。
まず姫路駅前から、広畑方面に向かうバスに乗ります。元々姫路市バスだった路線です。
製鉄記念広畑病院行きはいくつかの系統があるのですが、中地、英賀保駅経由の面白そうな系統は残念ながら土日には走っていないので、メジャーな青山経由の便に乗らざるをえません。
市街地の広い道路を西向きに走ります。
夢前川を渡ると左折し、郊外の住宅地区を川沿いに南下します。
広畑地区の市街地を通り抜けると、まもなく終点の製鉄記念広畑病院です。
病院のほか、大型店舗が集まる一角になっています。
ここからJR網干行の路線もあるのですが、やはり土休日は便がありません。
すぐそばに山陽電鉄の夢前川駅があるので電車で移動することにして、ちょうど昼どきなので駅前のカフェでランチで腹ごしらえしました。
腹ごなしに、日本製鐵の広畑製鉄所を見ながら隣の駅まで歩くことにします。
製鉄所の正門から、広い道路をちょっと北上し、山陽電鉄の広畑駅から電車で網干に向かいます。
ここからは神姫バスの子会社「ウエスト神姫」の路線で、龍野経由山崎行に乗ります。
網干地区内を北上し、JR網干駅南口に立ち寄ったのち、踏切を渡ってさらに北上します。
太子町内に入り、新幹線をくぐってさらに北上し、林田川を渡って旧龍野市の中心部に入ります。
バスはJR本竜野駅には寄らずに中心部を抜けると、揖保川を渡って川沿いに北上します。
旧新宮町に差し掛かると、間もなくJR播磨新宮に到着です。バスはさらに北上して宍粟市の山崎まで行きますが、今回はここで下車しました。
JR姫新線に乗って帰ります。
姫路周辺は中心部こそ多くの路線や本数がありますが、郊外に行くと限られた路線で本数も少なくなり、決して安泰とは言えないようです。今回乗ったウエスト神姫の網干〜龍野〜山崎の路線のような姫路直結ではない路線もいつコミュニティーバスに転換されるかわからないので、走っているうちにできるだけ乗っておきたいと思います。
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松原市北部で新設ショッピングモール路線とコミュニティー路線巡り [バス]
松原市の近鉄南大阪線から北側は、かつてはJR平野や地下鉄出戸と河内松原や河内天美を結ぶ近鉄バス路線が多数運行されていた時代もありましたが、2017年に河内天美〜大堀の路線が休止されてからはすっかりバス空白地帯になっていました。
去年の11月に大型ショッピングモール「セブンパーク天美」が開業したと同時に、河内天美とモールを結ぶシャトルバスが近鉄バスによって運行開始されたので、以前から走っている北港観光バスのコミュニティー路線とあわせて乗ってきました。
河内天美駅前に4年ぶりに戻ってきた近鉄バス。セブンパーク専用にラッピングされています。
シャトルバスなので途中停留所はなくノンストップです。住宅地を走り出してすぐにセブンパーク天美が見えますが、往路は道路の関係でちょっと大回りをして10分かけて到着です。
大きくて楽しいモールです。吹き抜けの大きな液晶パネルが印象的でした。
モール内で昼食を摂って、北向きにちょっと歩きます。田んぼや倉庫と住宅が混在する地域です。
大和川の土手にたどり着きました。
土手のすぐ南側に、北港観光バスの「あびこ天美北線」の終点「天美北2丁目」のバス停があります。1985年から2016年まで日本城タクシーが運行し、その後北港観光バスに移管された路線で、天美北地区と地下鉄あびこ駅を結んでいます。
あびこ天美北線|北港観光バスWebサイト
コミュニティーバスっぽい車体で、日本城タクシー時代は「コミュニティーバス」と自称していましたが、自治体の補助はない純粋民間路線だそうです。運賃先払いで現金のみです。
途中の「あまみ神社前」で下車しました。
ここで下車したのは、大和川の南側に蜂の尻と針のように細長く突き出している大阪市東住吉区の領域を見て歩きたかったからです。
このあたりの事情と現場ルポは、リンクで紹介する DailyPortalZ の記事が詳しいので、そちらを参照ください。
細長すぎる大阪市領土と古墳カーブの謎 :: デイリーポータルZ
まずは阿麻美許曾神社(あまみこそじんじゃ)に参拝します。この一帯は大阪市東住吉区の「蜂の尻」部分です。
ここから道路沿いに南に向かって歩きます。写真の道路左半分と道路沿いの家1軒分が南に細長く伸びる大阪市域の「蜂の針」部分です。もともと阿麻美許曾神社の参道だったそうですが、今はその面影はありません。
住居表示も「東住吉区矢田七丁目」なので、紛れもなく大阪市です。
「蜂の針」の先まで来ました。水道メーターボックスの蓋に大阪市の市章が描かれています。
「蜂の針」の先端を西から東向きで見たところ。写真左から3階建のビルまでが大阪市です。
ここからまた北港観光バスに乗り、大和川を渡って地下鉄あびこ駅前に向かいます。
あびこ駅前の地上の道路脇の停留所に到着しました。
大阪市に隣接するのにどこかノンビリした風景が広がる松原市北部。公共交通機関が不便なのでバス路線がもう少し充実してほしいところですが、やはり採算的に厳しい地域のようです。
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去年の11月に大型ショッピングモール「セブンパーク天美」が開業したと同時に、河内天美とモールを結ぶシャトルバスが近鉄バスによって運行開始されたので、以前から走っている北港観光バスのコミュニティー路線とあわせて乗ってきました。
河内天美駅前に4年ぶりに戻ってきた近鉄バス。セブンパーク専用にラッピングされています。
シャトルバスなので途中停留所はなくノンストップです。住宅地を走り出してすぐにセブンパーク天美が見えますが、往路は道路の関係でちょっと大回りをして10分かけて到着です。
大きくて楽しいモールです。吹き抜けの大きな液晶パネルが印象的でした。
モール内で昼食を摂って、北向きにちょっと歩きます。田んぼや倉庫と住宅が混在する地域です。
大和川の土手にたどり着きました。
土手のすぐ南側に、北港観光バスの「あびこ天美北線」の終点「天美北2丁目」のバス停があります。1985年から2016年まで日本城タクシーが運行し、その後北港観光バスに移管された路線で、天美北地区と地下鉄あびこ駅を結んでいます。
あびこ天美北線|北港観光バスWebサイト
コミュニティーバスっぽい車体で、日本城タクシー時代は「コミュニティーバス」と自称していましたが、自治体の補助はない純粋民間路線だそうです。運賃先払いで現金のみです。
途中の「あまみ神社前」で下車しました。
ここで下車したのは、大和川の南側に蜂の尻と針のように細長く突き出している大阪市東住吉区の領域を見て歩きたかったからです。
このあたりの事情と現場ルポは、リンクで紹介する DailyPortalZ の記事が詳しいので、そちらを参照ください。
細長すぎる大阪市領土と古墳カーブの謎 :: デイリーポータルZ
まずは阿麻美許曾神社(あまみこそじんじゃ)に参拝します。この一帯は大阪市東住吉区の「蜂の尻」部分です。
ここから道路沿いに南に向かって歩きます。写真の道路左半分と道路沿いの家1軒分が南に細長く伸びる大阪市域の「蜂の針」部分です。もともと阿麻美許曾神社の参道だったそうですが、今はその面影はありません。
住居表示も「東住吉区矢田七丁目」なので、紛れもなく大阪市です。
「蜂の針」の先まで来ました。水道メーターボックスの蓋に大阪市の市章が描かれています。
「蜂の針」の先端を西から東向きで見たところ。写真左から3階建のビルまでが大阪市です。
ここからまた北港観光バスに乗り、大和川を渡って地下鉄あびこ駅前に向かいます。
あびこ駅前の地上の道路脇の停留所に到着しました。
大阪市に隣接するのにどこかノンビリした風景が広がる松原市北部。公共交通機関が不便なのでバス路線がもう少し充実してほしいところですが、やはり採算的に厳しい地域のようです。
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鞆鉄道バスで行く鞆の浦と海岸巡り [バス]
今年は新型コロナのせいもあり、乗りバス活動もあまり進みませんでした。特に兵庫県より西側へ全く行っていなかったので、12月も押し迫った休日に思い立って広島県まで行くことにしました。
今回乗ったのは、鞆の浦を含む福山市の沼隈半島の海岸線を一周する鞆鉄道バスの路線です。
大阪から新幹線で福山駅まで行き、南側駅前広場の一番わかりやすい場所にある乗り場から、鞆の浦行のバスに乗ります。さすがに有名観光地だけあって、30分に1本の間隔で便があります。
中核都市の貫禄のある広い市街地道路をしばらく進み、橋を渡って芦田川沿いの堤防道路を南下します。
水呑町の旧道を通り抜けると、海岸線に出ます。
30分ほどで鞆の浦に到着です。
この先、1日4本しかない松永駅行に乗り継ぐまで時間があるので、鞆の浦を歩き回ってちょっと観光します。
まずは海沿いに街並みを散策。
資料館のある高台に上り、上から海と街並みを見下ろします(360度写真)。
下に降りてきて昼飯を食べ、外に出たらちょうど狭い道を通り抜けるバスに遭遇しました。
さっき遭遇したバスが松永駅行として折り返してきたので、それに乗ります。
鞆の浦の狭い街並みを通り抜けます。一方通行ではなく、ここしか通り抜ける道路がないので離合が大変です。
鞆の浦を通り抜けても、港町特有の狭い道が続きます。
ようやく走りやすい道になり、左手に内海大橋を見ながらしばらく走ると、少しロードサイド店が並ぶ旧沼隈町の中心地に入ります。
このバスは山手の沼南高校を経由するので、沼隈支所でバスを降り、海岸沿いの常石経由のバスに乗り換えます。
常石の海岸沿いのかなり大きな造船所を左手に見ながら走ります。
海岸を離れてしばらく走ると、松永駅南口に到着です。
JR山陽線で福山まで行き、新幹線で帰ります。
鞆の浦から西方面へ抜けるバス路線は本数が少ないですが、狭い道を海岸線に沿ってバスでぐるっと巡るのはなかなか楽しく、鞆の浦を訪れた際にはぜひお勧めしたい観光ルートです。
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今回乗ったのは、鞆の浦を含む福山市の沼隈半島の海岸線を一周する鞆鉄道バスの路線です。
大阪から新幹線で福山駅まで行き、南側駅前広場の一番わかりやすい場所にある乗り場から、鞆の浦行のバスに乗ります。さすがに有名観光地だけあって、30分に1本の間隔で便があります。
中核都市の貫禄のある広い市街地道路をしばらく進み、橋を渡って芦田川沿いの堤防道路を南下します。
水呑町の旧道を通り抜けると、海岸線に出ます。
30分ほどで鞆の浦に到着です。
この先、1日4本しかない松永駅行に乗り継ぐまで時間があるので、鞆の浦を歩き回ってちょっと観光します。
まずは海沿いに街並みを散策。
資料館のある高台に上り、上から海と街並みを見下ろします(360度写真)。
下に降りてきて昼飯を食べ、外に出たらちょうど狭い道を通り抜けるバスに遭遇しました。
さっき遭遇したバスが松永駅行として折り返してきたので、それに乗ります。
鞆の浦の狭い街並みを通り抜けます。一方通行ではなく、ここしか通り抜ける道路がないので離合が大変です。
鞆の浦を通り抜けても、港町特有の狭い道が続きます。
ようやく走りやすい道になり、左手に内海大橋を見ながらしばらく走ると、少しロードサイド店が並ぶ旧沼隈町の中心地に入ります。
このバスは山手の沼南高校を経由するので、沼隈支所でバスを降り、海岸沿いの常石経由のバスに乗り換えます。
常石の海岸沿いのかなり大きな造船所を左手に見ながら走ります。
海岸を離れてしばらく走ると、松永駅南口に到着です。
JR山陽線で福山まで行き、新幹線で帰ります。
鞆の浦から西方面へ抜けるバス路線は本数が少ないですが、狭い道を海岸線に沿ってバスでぐるっと巡るのはなかなか楽しく、鞆の浦を訪れた際にはぜひお勧めしたい観光ルートです。
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休日限定の「芦有バス」で紅葉の六甲山地を横断 [バス]
阪神間に東西に横たわる六甲山地には南北に横断する道路がいくつかあり、バス路線も通っています。
そのうちの一つ、芦屋と有馬温泉を結ぶ芦有ドライブウェイを通り抜ける阪急バスの路線に乗ってきました。
もともとは「芦有バス」と呼ばれ、ドライブウェイを経営する会社が運営する路線でしたが、1977年に阪急バスに移管して「芦屋有馬線」として現在に至ります。その名残なのか、始発の阪神芦屋のバス停も他の路線とは別の位置(阪神芦屋駅の北側)にあって、ちょっとわかりにくいです。
途中の芦屋ハイランドまでは毎日運行がありますが、有馬温泉まで通り抜ける便は2020年4月より土休日のみの運行、しかも冬期運休になりました。この日は今年の最終運行日です。
JR芦屋駅、阪急芦屋川駅を通り、芦屋川沿いの高級住宅街を北向きに登っていきます。
山間部に入ってしばらく行くと、有料の芦有ドライブウェイになります。横断道路としては近くに無料の西宮北道路があるので、こちらはどうしても割高感があります。
綺麗な紅葉の中を走るドライブウェイです。
高級住宅地(別荘地?)の奥池地区を通り抜けます。前述の通りここまでは毎日運行があります。
紅葉を楽しみながらしばらく走ると、東六甲展望台に着きます。その名も「展望台」というバス停があり、バスは駐車場に入って見事な展望を楽しませてくれます。
トンネルを抜けると有馬側に降りていきます。
約1時間弱で終点の有馬温泉に到着です。
コロナも小康状態になり、しかも紅葉の休日なので、有馬温泉は大変な人出でした。人混みを避けてちょっと周辺を散策します。
ここからの帰路ですが、鉄道やロープウェイのほか、バス路線も各地へたくさん伸びているので迷うところです。今回は芦屋有馬線と同じく、ほとんど休日しか運行せず冬期運休となる蓬莱峡経由の宝塚行阪急バスに乗ることとしました。
こちらのルートは、沿道の木に邪魔されてあまり展望が良くないですが、それでも時々紅葉の山並みがチラッと見えます。
約30分で宝塚に到着です。
今回使った2つの路線はどちらも歴史がある観光客向けの路線ですが、阪急バスも近年は容赦無く路線を廃止してくるので、風前の灯といっていいと思います。今年はもう運行終了していますが、興味のある方は来年の早めに乗っておくことをお勧めします。
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そのうちの一つ、芦屋と有馬温泉を結ぶ芦有ドライブウェイを通り抜ける阪急バスの路線に乗ってきました。
もともとは「芦有バス」と呼ばれ、ドライブウェイを経営する会社が運営する路線でしたが、1977年に阪急バスに移管して「芦屋有馬線」として現在に至ります。その名残なのか、始発の阪神芦屋のバス停も他の路線とは別の位置(阪神芦屋駅の北側)にあって、ちょっとわかりにくいです。
途中の芦屋ハイランドまでは毎日運行がありますが、有馬温泉まで通り抜ける便は2020年4月より土休日のみの運行、しかも冬期運休になりました。この日は今年の最終運行日です。
JR芦屋駅、阪急芦屋川駅を通り、芦屋川沿いの高級住宅街を北向きに登っていきます。
山間部に入ってしばらく行くと、有料の芦有ドライブウェイになります。横断道路としては近くに無料の西宮北道路があるので、こちらはどうしても割高感があります。
綺麗な紅葉の中を走るドライブウェイです。
高級住宅地(別荘地?)の奥池地区を通り抜けます。前述の通りここまでは毎日運行があります。
紅葉を楽しみながらしばらく走ると、東六甲展望台に着きます。その名も「展望台」というバス停があり、バスは駐車場に入って見事な展望を楽しませてくれます。
トンネルを抜けると有馬側に降りていきます。
約1時間弱で終点の有馬温泉に到着です。
コロナも小康状態になり、しかも紅葉の休日なので、有馬温泉は大変な人出でした。人混みを避けてちょっと周辺を散策します。
ここからの帰路ですが、鉄道やロープウェイのほか、バス路線も各地へたくさん伸びているので迷うところです。今回は芦屋有馬線と同じく、ほとんど休日しか運行せず冬期運休となる蓬莱峡経由の宝塚行阪急バスに乗ることとしました。
こちらのルートは、沿道の木に邪魔されてあまり展望が良くないですが、それでも時々紅葉の山並みがチラッと見えます。
約30分で宝塚に到着です。
今回使った2つの路線はどちらも歴史がある観光客向けの路線ですが、阪急バスも近年は容赦無く路線を廃止してくるので、風前の灯といっていいと思います。今年はもう運行終了していますが、興味のある方は来年の早めに乗っておくことをお勧めします。
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堺市の都市と田園の狭間を閑散路線で西から東に横断 [バス]
第5波も落ち着いてきた様子なので、ささやかに初秋の乗りバスをしてきました。
今回は堺市内を西区の中心地の鳳から東区の中心地の北野田まで横断です。
南海バス170系統、鳳駅〜北野田駅を深井駅を経由して結ぶ路線です。
最近できた鳳駅前ロータリーでは単独の乗り場を確保していますが、平日8本、土休日5本しかない閑散路線です。
東半分の深井駅〜北野田駅はまずまずの本数がありますが、西半分がこの状況だと通しの運行は遠からずなくなるかもしれません。
午前10時台の便に乗車します。僕一人しか客はいませんでした。
富木までは阪和線に沿った交通量の多い府道を南下します。
東へ向きを変え、少しのんびりした道になり、旧福泉町内の住宅と事業所が混在した地域を走ります。
石津川を横断すると、ラジオCMでよく聞くアスト中本の本拠地の横を通過し、また同様の景色が続きます。
泉北高速鉄道と泉北1号線の下をくぐり、東山で北に向きを変えます。ここから深井駅までは寄り道区間になります。
深井駅で乗客が入れ替わり、南下して再び東山に戻ります。南海バスのこの地域の拠点になる東山営業所を横目で見て進みます。
国道310号線を越えると住宅地域となり、大美野噴水のロータリーを回転して通過します。
駅前商店街を抜けると間も無く終点の北野田駅前です。
広い堺市内は南海バスが縦横に路線を巡らせており、まだまだ僕が乗っていない路線もたくさんあります。比較的長距離の路線も多いですが、バス経営が厳しい折いつ路線休止になるかわかりませんので、早い目に乗っておこうと思います。
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今回は堺市内を西区の中心地の鳳から東区の中心地の北野田まで横断です。
南海バス170系統、鳳駅〜北野田駅を深井駅を経由して結ぶ路線です。
最近できた鳳駅前ロータリーでは単独の乗り場を確保していますが、平日8本、土休日5本しかない閑散路線です。
東半分の深井駅〜北野田駅はまずまずの本数がありますが、西半分がこの状況だと通しの運行は遠からずなくなるかもしれません。
午前10時台の便に乗車します。僕一人しか客はいませんでした。
富木までは阪和線に沿った交通量の多い府道を南下します。
東へ向きを変え、少しのんびりした道になり、旧福泉町内の住宅と事業所が混在した地域を走ります。
石津川を横断すると、ラジオCMでよく聞くアスト中本の本拠地の横を通過し、また同様の景色が続きます。
泉北高速鉄道と泉北1号線の下をくぐり、東山で北に向きを変えます。ここから深井駅までは寄り道区間になります。
深井駅で乗客が入れ替わり、南下して再び東山に戻ります。南海バスのこの地域の拠点になる東山営業所を横目で見て進みます。
国道310号線を越えると住宅地域となり、大美野噴水のロータリーを回転して通過します。
駅前商店街を抜けると間も無く終点の北野田駅前です。
広い堺市内は南海バスが縦横に路線を巡らせており、まだまだ僕が乗っていない路線もたくさんあります。比較的長距離の路線も多いですが、バス経営が厳しい折いつ路線休止になるかわかりませんので、早い目に乗っておこうと思います。
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